ビデオリサーチは5日、2023年の正月の三が日に関東地区で放映されたテレビCMの動向(速報値)を発表した。企業別のCM秒数のトップ3は興和(前年1位)、ダイハツ工業(同3位)、Cygames(同2位)という結果に。商品・サービス別に見るとダイキン工業が1位で、9位には前年出稿がなかったファイザーがランクインした。ワクチン接種を呼びかける内容となっている。
また、タレント別CM秒数では橋本環奈(同2位)、広瀬すず、斎藤工がトップ3となった。NHK紅白歌合戦の司会も務めた橋本環奈は2021年にも首位を獲得しており、3年連続で上位を占めている。広瀬すず、斎藤工はトップ10圏外から上位に入った。
本データは同社グループのビデオリサーチコミュニケーションズが、テレビCMのオンエア状況を調査する「テレビ広告統計」のデータを元に、2022年1月1日~1月3日に関東地区でオンエアされたCMについてまとめたもの。
今年の正月三が日では、企業数で619社、CM本数で1万2460本のテレビCMが関東地区で放映され、2022年の609社・1万2089本から微増となった。
企業別 テレビCM秒数
1位 興和
2位 ダイハツ工業
3位 Cygames
4位 スズキ
5位 ダイキン工業
6位 本田技研工業
7位 東宝
8位 バンク・オブ・イノベーション
9位 永谷園
10位 ユーキャン
商品・サービス別 テレビCM秒数
1位 ダイキン工業
2位 バンク・オブ・イノベーション メメントモリ
3位 ユニクロ
4位 東宝 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~
5位 BOAT RACE振興会
6位 マクドナルド
7位 サッポロビール
8位 Cygames ウマ娘 プリティーダービー
9位 ファイザー
10位 アップルジャパン
タレント別 テレビCM出演秒数
1位 橋本環奈(住宅情報館、BookLive、青山商事など)
2位 広瀬すず(富士フイルム、AGCなど)
3位 斎藤工(興和、ヒノキヤグループなど)
4位 中条あやみ(NTTソルマーレ「コミックシーモア」など)
5位 芦田愛菜(日立、スズキ、ソフトバンク ワイモバイルなど)
6位 綾瀬はるか(ユニクロ、アリナミン製薬、NTTドコモなど)
7位 鈴木亮平(スターツ「ピタットハウス」、出演映画CMなど)
8位 佐藤浩市(三井住友信託銀行、出演映画CMなど)
9位 西島秀俊(ソフトバンク、大和ハウス工業など)
10位 出川哲朗(ソフトバンク ワイモバイル、永谷園など)