コクヨは1月11日、ステーショナリー商品の公式オンラインショップをリニューアルした。「お客様の声を直接聞き、新たな商品や事業を生み出す場」となることを目的に、D2Cマーケティングのプラットフォームとして再始動する。
同社は2011年から、「コクヨショーケース」を運営しており、それが今回リニューアルオープンした公式オンラインショップの前身。「コクヨショーケース」では店頭で入手しにくい商品の購入場所として設置されていたが、今回のリニューアルに際して、お客さまとダイレクトにつながれる場を目的に、サブスクリプションサービスやテーマ別セット商品の販売などを新しい取り組みを開始した。テスト商品やオンラインショップ限定商品の販売も行い、担当者は「いろいろな機会でお客さまの声を拾う仕掛けを模索していきたい」としている。
また、商品の廃棄を極力減らすSDGsの観点で生産終了品のアウトレット販売も開始する。決済方法も拡充し、文具を最もよく使う世代である学生層が使いすいコンビニ後払いやAmazon Payが加わった。
今後は商品認知や理解を深めてもらう機会として、商品ページにとどまらないコンテンツの拡充なども反響を見つつ検討していくという。