アジャイルメディア・ネットワークは1月31日、100%子会社のpopteamを売却すると発表した。全株式をプラスワンホールディングスに350万円で譲渡する。
popteamは、SNSアカウント運営の自動化や分析を行うツール「DIGITAL PANDA(デジタルパンダ)」を運営する企業。指定したキーワードやエリアなどに基づき、自動で「いいね」を押したり、フォローしたりし、フォロワー獲得を促す機能などを提供していた。
アジャイルメディア・ネットワークは中小事業者向けの事業との相乗効果をにらみ、2020年7月に買収していた。取得価額は非公表。popteamの2022年12月期の売上高は、前期比48.0%減の2382万円だった。純損失は205万円で、赤字は2期連続。
譲渡先のプラスワンホールディングスはインターネットでの商品販売や広告のほか、芸能プロダクションの運営や飲食店の経営などを手がける企業。アジャイルの株も7万7800 株(持株比率1.43%)保有する。