創業110年余りを超える味の素グループ。「アミノ酸のはたらきで食習慣や高齢化に伴う食と健康の課題を解決し、人びとのウェルネスを共創します」というビジョンを掲げ「食と健康」にこだわった事業を展開している。
200種類以上におよぶ宣伝会議の教育講座から、選りすぐった任意の講座を受けることができる研修メニュー「宣伝会議スタンダードトレーニング」を活用している早乙女晴子氏と勝田幸代氏に、受講の動機と受講の内容が実務にどう活きているかについて聞いた。
—— 業務内容を教えてください。
早乙女:営業戦略部で支社広報機能の統括と広報担当者の教育を担当しています。
勝田:東京支社東日本広報グループで管理栄養士・栄養士チームの統括をしています。営業支援のために、当社の商品を使用したレシピや献立の提案、スーパーなどの店頭販促に使う食や健康に関する情報コンテンツを提供・監修しています。
—— 受講の動機を教えてください。
早乙女:当社は創業以来の志である「おいしく食べて健康づくり」を受け継ぎ、国内の食品メーカーとして、「地域の野菜摂取不足」など食と健康の課題解決に事業を通じて取り組んでいます。主に地域の自治体や大学の管理栄養士・栄養士、生産者や流通業の方々とともに、店頭での生活者啓発をメインとした活動をしています。
そのために、各エリアでメディア・デジタル・店頭発信をミックスしたコミュニケーション力を強化する必要があるのですが、人事部研修や営業担当者向けの研修ではカバーできず、スキル習得機会の提供が必要でした。そこで宣伝会議の「スタンダードトレーニング」を受講することにしました。
—— 受講した内容と、その中で業務に役立っていることがあれば教えてください。
早乙女:受講者全員が共通認識を持つために「販促物のレスポンスを獲得するための1日集中セミナー」は必須としました。あとは各自の自由選択としました。
勝田:「クリエイティブ・ディレクション基礎講座【シズル専門コース】」を受けたメンバーが複数名いて人気がありました。「表現方法、言い回しのコツ、工夫の仕方、見せ方がわかった」という声が聞かれました。
コンテンツをつくる時、「受け手の属性」や「販促ツールを手に取る目的」を考えて制作する必要があることは承知しています。しかし「実際にどのようにやるのか」をOJTの中で、全員に理解してもらうのは難しいと感じていました。今回受講したことにより、その点を整理された状態で伝えていただきましたので、受講者全員に共通言語として根付いていると思います。そのため今後の業務がしやすくなると考えています。
私自身は「健康食品・機能性表示食品のための改正薬機法・景表法を踏まえた広告表現対策講座」で関連法規を学ぶことができました。普段から食や健康に関する情報のコンテンツを提供・監修していますので、今後予見される事態に備えて知識を得ることができたことは大きな成果だと思っています。
—— 今後の人材育成について考えていることは。
早乙女:講座受講が1人1人のスキルアップになるとともに、得意分野を見つけるきっかけになったと思います。今後は1年おきに受講したいと思います。「学ぶ時」があって、「実践する時」があって、「学ぶ時」があってというような、繰り返しの機会は持ちたいと考えています。
勝田:管理栄養士の資格と広報という複数の専門性を持つ、そういったキャリアのポジションを築けるかなと思います。得られた知見を大事に育んでもらいたいと思っています。
「宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング」でした。
マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場いたしました。
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・教育講座196万円相当のカリキュラムが50万円で受講可能。
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株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp