インターブランドジャパンは2月16日、日本企業のブランド価値ランキング「Best Japan Brands 2023」を発表し、15年連続でトヨタ自動車が1位となった。以下、ホンダ、ソニー、日産、任天堂、ユニクロ、NTTドコモ、パナソニック、キヤノン、MUFGと続いた。
ブランド価値の成長率の順では前年比28%増となったヤクルト(36位)がトップ。以下、ワークマン(60位)、シマノ(25位)、ダイキン工業(20位)、富士通(37位)が続いた。このほかNRI(野村総合研究所)が初めて83位にランクインした。
ヤクルトはコロナ禍を経て、グローバルでの健康・免疫意識の高まりとともに海外での売上も拡大。伝統的なヤクルトレディの存在、また社会的なストレスや睡眠時間の短さに着目した「ヤクルト1000」のヒットがブランド価値向上に大きく貢献したとみられる。
同調査は今回で15回目。財務分析、ブランドの役割や強度の分析をもとにスコアが算出される。2020年から、日本の「Global Brands」(海外売上高比率30%以上)、「Domestic Brands」(海外売上高比率30%未満)の2つのランキングを一本化したトップ100ブランドのブランド価値金額ランキングの発表になっている。
上位30位までのブランドは以下のとおり。
1 トヨタ自動車
2 ホンダ
3 ソニー
4 日産
5 任天堂
6 ユニクロ
7 NTTドコモ
8 パナソニック
9 キヤノン
10 MUFG
11 ソフトバンク
12 au
13 SUBARU
14 サントリー
15 リクルート
16 ブリヂストン
17 アサヒグループ
18 資生堂
19 花王
20 ダイキン工業
21 セブン-イレブン
22 楽天
23 キリン
24 SMBC
25 シマノ
26 東京海上
27 スズキ
28 ヤマハ
29 日立製作所
30 ユニ・チャーム