「よし、本当にカッコいい時に解散しよう!」と決めた(BiSH)【第1回】

【前回コラム】主演映画が20カ国以上で公開。意外だった海外の反応は?(岸井ゆきの)【後編】

今週のゲストは、今年の6月29日の東京ドーム公演をもって解散が決定した「BiSH」から、渡辺淳之介プロデューサーと、アイナ・ジ・エンドさん、リンリンさんのお三方。それぞれが胸に抱いた「解散への思い」は、果たして……!?

今回の登場人物紹介

左から、中村洋基、アユニ・D、リンリン、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、セントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンド、渡辺淳之介プロデューサー、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)

※本記事は2023年1月8日放送分の内容をダイジェスト収録したものです

新成人向けの「特別な動画」を配信中!

澤本:はい、皆さんこんばんは。CMプランナーの澤本です。

中村:はい、こんばんは~!Web野郎こと中村洋基です。権八さんは、ちょっと遅れております。

澤本:もうちょっとしたら来ます。

中村:「ちょっと遅れている」という、居酒屋みたいな感じでさっきLINEが来ましたんで。

澤本:「コンパに遅れて来る人」みたいになってます。

中村:少々、お待ちください(笑)。え~、澤本さん脚本のドラマ、『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレビ朝日系列)がついに一昨日(1月6日)放送されました!(拍手)

澤本:よかったです、本当に放送されて。でも、ほとんどの人が見ていないと思うので、配信やっているのでぜひ見てください。TERASAの配信でしばらく見れます、テレビの放送したもののあとに実は続きがあるバージョンが(※2月21日段階で見れています)。

中村:あ、そうなんですか?

澤本:はい。配信が回った方が嬉しいらしいです。

中村:あ、なるほど。じゃあ、これも戦略的ということで?

澤本:いや、戦略的というかまぁ、魅力の問題じゃないかな……(笑)。

中村:いやいや……(笑)。え〜、あらためまして、『やっぱそれ、よくないと思う。』で検索して、見忘れた!というリスナーの方々もぜひチェックしてみてください。

澤本:はい。あと一個だけ。明日が成人式じゃないですか?で、サントリーさんで成人を迎えた18歳の方々のために特別な動画をつくったんですよ。

中村:はいはい。

澤本:で、それが、一昨日ぐらいからちょびちょびと流れていて。明日は成人式なんでね。テレビでもやりますけど、基本はWebで動画が流れているので、もしよろしければ。

中村:どんな感じの動画なんですか?サントリーによる成人の皆さんをお祝いする、という?

澤本:そうですね。これまで成人年齢が20歳だったのが、18歳になったじゃないですか?急に。

中村:あ、そうなんですか?全然テレビ見ていないから、知らなかった(笑)。

澤本:そうだよ、今は成人って18なの。

中村:18なの!?あ、なんかポスター見たことあります。「でも、タバコは吸うな」みたいなやつ。

澤本:タバコも吸えないし、飲酒もできない、みたいな。

中村:でも、成人だよと。

澤本:そうそうそう。そういう方々にお届けするお祝い動画。でもただのお祝いじゃないという。ドラマ仕立ての動画なんですけど、悪くないと思うので。

中村:悪くない(笑)。

澤本:ちょっと見ていただけたらな、と思います。

中村:じゃあ、「サントリー 成人式」とか検索したら、出てくるんですかね?

澤本:「サントリー 大人じゃん」って検索すれば出ます。

中村:わかりました!じゃあ、その言葉で検索してみてください。

澤本:お願いします。

「BiSH」フルメンバーがスタジオに集結!

中村:さて、なんとですね。今夜はむちゃくちゃ豪華なゲストで緊張なんですけど……。

澤本:そうだよね、なんか。

中村:すごいたくさんの人が……。

澤本:ねえ。向こうから見てくださっていて申し訳ない(笑)。

中村:めちゃくちゃ豪華なゲストにお越しいただいております。WACK代表の渡辺淳之介さん。そして、BiSH全員!皆さんが来てくれました、宜しくお願いします~!

BiSH:宜しくお願いします~!(拍手)

中村:ハンパないな!

澤本:これ、すごいことだよね?

中村:ゲストが7人という。この30分番組で……(笑)。なので、今回はWACKの渡辺淳之介プロデューサーと、BiSHのメンバーに週替わりで登場していただきます。で、今週は、アイナ・ジ・エンドさんとリンリンさんです。宜しくお願いします!

アイナリンリン:宜しくお願いします!

中村:でもね、実は向こうの金魚鉢の向こうには他のメンバーの皆さんも。

BiSH:見えてますよー!

澤本:あはははは。凄いな……。

中村:全員いてくださっていて。ちなみにちょっと人が多いので、しっかりと感染対策をしてお届けしております。

澤本:はい。

中村:えー、WACKさんこと渡辺淳之介さんは、なんだかんだで3回目の出演ですね。

渡辺:そうですね!出させていただいております(笑)。

中村:初めは2017年なんで、もう5年前だ。

渡辺:そうですね。

中村:その時は、アイナ・ジ・エンドさんとセントチヒロ・チッチさんに出演していただいたと。でも、あれからBiSHは遠い存在になっちゃいましたね……。

澤本:ねえ〜。最初に来たときは、凄いMVに出た人だな、っていう印象だったけど(笑)。

中村:そうですね、ヤバいMVで。泥だかなんだかわからないものを塗りたくっている人たちが来たぞ、と思ったら、あっという間にスターダムに。そのあたりのサクセスストーリーみたいなのも聞きたいんですけど、まずは毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」というコーナーがまだありまして。この「すぐおわ」は、一応広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの秒数20秒に合わせてやってください、というコーナーです。これは、誰からいきますかね?

澤本:まあ、淳之介さんじゃない?トップバッターとしては。

中村:それでは、渡辺淳之介さんから20秒自己紹介をお願いしたいと思います。

渡辺:はい。

中村:いいですか、それでは?

渡辺:ちょっと待ってくださいね……。緊張するんだよな、これ!(笑)はい、お願いします!

中村:じゃあ行きましょうか、では、どうぞ!

カーン♫

渡辺:はい。株式会社WACK代表の渡辺淳之介と申します。BiSHのプロデューサーもやってます。えー、「渡辺淳之介」で検索をすると、サジェストに「文春」と出てくるので、ぜひ見ていただくと面白い写真がいっぱい出てくると思います。宜しくお願いしま~す!

カンカン♫

中村:え?それは最近の話なんですか、文春は。

渡辺:いえ、去年です(笑)。

澤本:ちょい前に。

中村:あ、これは澤本さんもご覧になられている?

澤本:ネットに出てたからさ。

中村:あ、なんかエロい事件とか?

渡辺:そうですね、不倫ですね。

アイナ:あ!

中村:と言っている時に。

澤本:来た!一番大きい人。

アイナ:おはようございます。

中村:おはようございまーす!

リンリン:おはようございます。

権八:すみません……。

澤本:今、権八くんが来ました~。

ネットで見つけた秀逸な「叩き」

中村:はい。ということで、アイナ・ジ・エンドさんにお願いしたいと思います。

アイナ:んあ~!!ねえ、リンリン。なんか変な緊張しいひん?

リンリン:凄いドキドキドキドキしてる。

アイナ:そうです。ドキドキします、これ。

中村:では、アイナ・ジ・エンドさんの20秒自己紹介。どうぞ!

カーン♫

アイナ:えー、BiSHの「おくりびと担当」のアイナ・ジ・エンドです。「アイナ・ジ・エンド」でTwitterのエゴサーチをすると、“ディズニープリンセスを汚すな!この「ウイスキーうがい喉」が!”と書かれていました。頑張ります!

カンカンカン♫

(拍手)

澤本:今日は「検索縛り」になってるのかね?(笑)

アイナ:ちょっと合わせてみました(笑)。

中村:やはり皆さん、エゴサーチをするもんなんですね。

アイナ:しますね。この前、テレビ番組で、私の大好きな『リトル・マーメイド』の歌を歌ったんですけど。そしたらやっぱり、ネットはすごく賛否両論が分かれるんですけど。その中でも一番おもしろかったな、と思う「叩き」で。

澤本:叩き……(笑)。

中村:おれたちのアリエルを汚すな、と(笑)。

アイナ:そう、でも「ウイスキーうがい喉」って、千鳥の大悟さんが名づけてくださったんですけど。それを覚えてくれてるんや?っていう。叩きながら、愛があるんやっていうところがちょっと嬉しかったです。

澤本:ちゃんと愛を感じたんですね。

アイナ:はい。ちょっとですよ、ちょっと。

澤本:あはははは!

権八:「ウイスキーうがい喉」って、ジャニス・ジョプリンみたいでカッコいいよね。

アイナ:えへへ。ありがとうございます。

渡辺:権八さんも今、ウイスキーうがい喉みたいな声してますよね(笑)。

権八:ホント?ヤバい。昨日ちょっと飲みました(笑)。

ストリップ劇場には「湘南乃風」が流れる?

中村:では、お待たせいたしました。リンリンさん、はじめまして。

リンリン:はじめまして。

中村:では、早速はじめましてで行ってみましょう。では、どうぞー!

カーン♫

リンリン:こんにちは。BiSHの「無口担当」リンリンです!えー、最近ハマっていることは美術館めぐりと、あとはストリップ劇場めぐりです。今年の目標は、日本のストリップ劇場を全部制覇することです。お願いします!See You!

一同:あはははは!

中村:なんか、色々落差が……。ツッコミどころが多いですね。

澤本:ストリップ劇場めぐりをしているんですか?

リンリン:はい。ハマってますね。

澤本:それは、おひとりでパーッと行かれて?

リンリン:ひとりで行ったり、地方でライブの空き時間とかはメンバーを誘って行ったりとかしてます。

澤本:でも、なかなか特殊な空間ですよね?

リンリン:それがすごく面白くて。なんか、昭和のステージのセットとかが変わらずある中で、平成の音楽がかかっていて、令和のヘアメイクをした女の子が踊るんですよ。その時空の変な入り交じった空間が、私にとっては面白くて。はい、好きです!(笑)

渡辺:でも、ホントに確かに平成の音楽が流れるよね、「ケツメイシ」とかさ、「湘南乃風」とかさ。そっち系が大体かかるよね。

澤本:「湘南乃風」がかかるの……(笑)。

権八:「湘南乃風」に合わせて?

渡辺:踊るんですよ。

権八:踊る?

澤本:ぐるぐる回すんですか?

渡辺:ぐるぐる回して。

権八:ステージ上で?女の子が?

渡辺:はい。オロナミンC開けてくれたりとかして。

一同:ええ~!

渡辺:あはははは!

権八:ストリップ劇場ですよね?

渡辺:ストリップ劇場、僕も結構好きで行くんで。凄い楽しいです。地方が一番楽しいですね。

権八:へえ~!

渡辺:で、毎回毎回地方に行っても、そこの劇場専属がいるんじゃなくて……なんで俺が語ってるんだ!?

一同:あはははは!

渡辺:リンリンが語ってよ(笑)。

リンリン:そうなんですよ。踊り子さんていうのが10日ごとに各地を回っているので。毎回行くごとに全然違う方を見れて。で、地方だと踊り子さんが自分で考えた踊りと音楽をかけてやっているので、個性がそれぞれなんですよ。だから、それがすごい面白いです。

澤本:面白いことするよね(笑)。

権八:でも、それってYouTubeとかにそういう動画が転がってるわけじゃないじゃない?ストリップ劇場というと。だから、ホントに行ってみないとわからないね。イメージがちょっとわかないかな……(笑)。あれ、お洋服は脱いだりしないんですか?

リンリン:お洋服を脱いで、見させていただいています。

権八:なるほど~。

リンリン:すごいキレイです、ホントに。女性の体は。

権八:そうですか……(笑)。

リンリン:オススメです(笑)。

「ソフトバンクのCMに出るのが夢や!」

澤本:僕、お礼をしなきゃいけないな。ソフトバンクのCMにですね、淳之介さん経由でなかなか大変なスケジュールで出ていただいて。そして、当日も振付まで全部覚えていただいて。ありがとうございました。

アイナ:いや~、ホントありがとうございます。素敵な経験でした!

澤本:いやいや、そんなに言っていただけるようなものでもないと思うけど(笑)。

アイナ:BiSHのハシヤスメ・アツコさんは「ソフトバンクのCMに出るのが夢や!」ってインタビューでも答えていたので。ホントにそれは、あっちゃんの夢はBiSHの夢なので。叶えてくださってありがとうございます。

渡辺:あははは。

澤本:凄いですね。ハシヤスメさん、また後日お話を聞きますが。

ハシヤスメ:はーい、お願いします!

渡辺:あはははは。

澤本:いやー、現場で目の前で撮影しているのを見ると、やっぱり凄い迫力があるのね。で、こっそりと振付をしているところを見に行ったんだけど。たぶん、皆さんが思っているよりも凄い真剣で。直前までむちゃむちゃ全員で「これじゃダメだ!」みたいにやっているからさ。

中村:あー、じゃあ思ったよりピリピリしていた?

澤本:そうそう。だから途中からなんか申し訳なくなって。

中村:だって、CMで歌っているの『与作』ですもんね。

澤本:そうそう。『与作』をカバーしてください、っていうお願い自体も、ムリかな?と思っていたんだけど。受けていただいてありがとうございます。

アイナ:もう、ありがとうございます。ずーっと流れていてほしいです。

澤本:いやー、ありがとう。で、アイナさんの『与作』の歌が上手いのよ。

アイナ:ふわぁ~、そんな、ありがとうございます!(笑)

澤本:なので、僕的にはちょっと感謝しようと思いまして。スミマセン、お礼コーナーはこれで終わりです。ということで、BiSHさんの話をしないとね。

解散への思い、こもごも。

中村:はい。いよいよ今年の6月29日に東京ドームでの解散が決定しています、と。いよいよ時期も近づいてきて、WACKさんからあらためてどう思います?解散について。

渡辺:僕はもう、長く8年ぐらいやってきたんで。「やっと終われるな」っていうのが正直な……。

一同:あはははは!

渡辺:やっぱり、長く続けることの意味って凄くあると思うんですけど。BiSHを最初につくったのが僕で、そこに合わせてメンバーたちがやってきてくれたんで。僕も会社を設立したのが社会人8年目ぐらいだったので。そこも含めて「みんなの独立」っていうところは一番楽しみにしているところですけどね。

澤本:それは、アイナさんはどうなんですか?

アイナ:私たち自身も、6月に東京ドーム公演ができるということを1カ月ぐらい前に知ったので……。それまではいつがゴールなのかわからなかったですし、「清掃員」(BiSHのファンのこと)もきっと2023年のいつだろうな?と、ホントにドキドキしていたと思うんですよ。だから、ゴールが決まったことでラストスパートが始まるんだな、と。コレはもう、駆け抜けていくしかないし、きっと6月29日をちゃんと迎えられるような気がするので、私はまっとうしたいな、と思います。

澤本:ふーむ。リンリンさんは?

リンリン:ずっとBiSHの夢だった東京ドームなので、夢が叶って嬉しい気持ちもあるんですけど、でも清掃員の寂しそうな声もたくさん聞いているので……。今年は東京ドーム公演の前にまだまだたくさんBiSHで楽しいことが待っているので、毎日を清掃員と楽しみたいな、と思ってます。

中村:これはWACKさん的には哲学なのかもしれないですけど、「一番絶頂の時に散る」みたいなことをネットのインタビューとか記事で拝見したんですけど。そこにこだわりがあるんですか?

渡辺:そうですねえ~。難しいところなんですけど、人気商売じゃないですか、やっぱ?なので、人気が落ちてズルズル続けてきた人たちを見ちゃっているんで……。ヘンな話、「小銭」は稼げるかもしれないですけど、そういうことじゃないんだよな、ってことだけが一番にありますね。なんでそんなヘンな顔をするんですか、権八さん!(笑)

権八:え!?生まれつきこういう顔なんだよ!(笑)

渡辺:なので、そうなる前に解散しないと、彼女たちがジャンプアップできないんじゃないかっていうのが一番の不安要素なんですね。僕自身、会社経営で考えたら、ズルズル続ける方がホントは良いんですけどね(笑)。

一同:う~ん。

中村:では、ここで一曲お届けしましょう。曲紹介をリンリンさんからお願いします!

リンリン:それでは聴いてください。BiSHで『ZUTTO』。

そもそも、メンバーは「解散したい」のか?

澤本:6月29日をもって東京ドームで解散じゃないですか?その先って、自分でどうしようとか、何がしたいとかって考えていたりします?

権八:そうだよね。

アイナ:私は、BiSHが自分の生きている術を全部使っていい場所で……。私には歌とダンスしかないな、と思っているんで。逆にBiSHがなくなった後、どうしようって。今、葛藤している感じで。まだ明確に「これをやります!」とか断言できるような心ではないですね。

澤本:じゃあ、「コレをやりたい」というのはまだ決まっていない、と。

アイナ:そうですね。それを考えるヒマがあったら、まずはBiSHをまっとうする方がいいのかな、なんて思ってます。

権八:これ、そんな話はとっくに済んでいるのかもしれないけど。そもそも、皆は解散したいんですか?

アイナ:解散したいか……!?

中村:解散したいか、したくないかで言ったら?

アイナ:なんか、今日は突っ込まれますね~!

一同:(笑)。

アイナ:でも、解散したいかしたくないかで言えば、2019年に渡辺さんがBiSHにお話をしてくれた時、一回メンバー6人で考えたんですよ。「解散する?しない?」って。で、ちゃんと皆で話し合って「よし、本当にカッコいい時に解散しよう」って決めたので。「解散しろ」と言われてするわけではない。

権八:ほうほうほう。なるほど、大人の答えだなー。

アイナ:うふふふ。

澤本:意志なんだ。

権八:意志ですね!リンリンがニヤニヤしてますけど(笑)。ちがうの?リンリンはちがうの?

リンリン:合ってます、合ってます。

一同:あはははは!

中村:WACKさんからそれぞれのメンバーに、例えば、アイナさんとかリンリンさんに解散後に助言したり、なんだったらプロデュースに関わるとか、そういうのはあるんですか?

渡辺:まあ、そうですね。望んでくれればやりたいんですけど。望んでくれるかどうかはちょっと……。

一同:あはははは!

権八:どうなの?ふたりは。

渡辺:終わっていないから、しゃべりにくいかもしれない(笑)。

中村:そうだよね、面と向かっては(笑)。

アイナ:今後どうなるかは私に限らず、6人ともここで明言はできないと思います。でも、私たちは渡辺さんに拾ってもらったので。私はずっとお客さんがふたりとかの空間で歌っていたので、BiSHになってたくさんのお客さんがいる前でオリジナルの衣装で歌えているんで。そういう「恩」みたいなものとか、渡辺さん以外にもWACKが好きとか。綺麗事に聞こえるかもしれないんですけど、「なにかの形で返していきたいな」「傍にいたいな」とは思います。でも、わからないです。急に嫌いになっちゃうかもしれない……。

一同:(爆笑)。

アイナ:だから、何も言えないです。

権八:なるほど。

「清掃員」の皆と、いっぱい思い出をつくりたい

中村:えー。3月22日にラストCDシングル発売決定!そして、そのタイトルはまだわかっていない!そしてそして、約3年ぶりの特典会「BiSHとバイバイしようぜ!!会」も実施すると。

アイナ:はい。

中村:これはどんなものになりそうなんですか?

アイナ:ホントに初期の頃は、渡辺さんがチェキを撮ってくれたりしていたんですよ。そんな頃からずーっとやってきた特典会と握手会、チェキ会が、コロナ禍で一切できなくなっちゃったので寂しかったです。だから今回、こうやってお会いできることがホントに嬉しいので、いっぱいの人に会いに来てもらえたらいいな、と思ってます。

澤本:リンリンさんはどうですか?

リンリン:はい。コロナ禍になって特典会がなくなっちゃったんですけど。でも、コロナ禍に入ってからものすごい数の清掃員が増えていて。なので、最近はライブをすると「はじめまして」の顔がものすごく多いので。その方たちと直接お話しできるのがすごい楽しみです。

権八:「清掃員」っていうのは、ね?

中村:僕もチラチラ気にはなっていたんですけど……。「ファン」のことですね?

渡辺:そうですね。

中村:じゃあ、あらためてアイナ・ジ・エンドさんとリンリンさんから。とりあえずは6月があるとは思いますけど、2023年はどんな年にしていきたいですか?一言ずついただければ。

リンリン:もう残りの時間もホントに少なくて、解散の日も決まって……。自分の中では現実味がどんどん増してきているので。まあ、慌てたいですけど、慌てすぎず。皆と一緒にいろんな思い出をつくれたらいいな、と思います。

中村:リンリンさん、ありがとうございます。アイナさんはどうですか?

アイナ:はい。私はBiSHが大好きで、BiSHの6人と清掃員で一緒にいっぱい思い出をつくっていきたいと思ってます。楽しみたいです!

中村:はい、ありがとうございました!ということで、今週はここまでとなります。来週は同じくBiSHから、セントチヒロ・チッチさん、アユニ・Dさんをお迎えします。アイナさん、リンリンさん、ありがとうございました!

アイナリンリン:ありがとうございました~!

(拍手)

〈END〉中編へ続く

すぐおわアドタイ出張所
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