クリナップは2月22日、「クリナップ未来キッチンプロジェクト」を開始すると発表。「クリナップ サステナブルビジョン 2030」実現に向けたプロジェクトで、既存のシステムキッチンの概念にとらわれない、新しい発想で未来を拓くことを狙う。プロジェクトリーダーは竹内宏社長が務め、同日記者発表会を開いた。
プロジェクトでは、多角的な意見を取り入れて「未来キッチン」を検討するため、武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科山﨑和彦 教授と学生を交えてキッチンの未来を考える「未来キッチンラボ」を創設。地域社会においてコミュニケーションの場をつくり、非常時には助け合いもできるキッチンとして“脱LDK”を研究テーマに掲げる。車で運び、電気や水道が無い場所でも使用可能な新しいキッチンの社会実験に取り組む。
また、過去に販売した同社キッチンのリサイクルプログラムを4月より開始予定。未来を担う子どもたちからアイデアを公募する「未来キッチン イラストコンテスト」も開催。6月より小学生を対象に作品を募る。
発表会では、「未来キッチンプロジェクト」の応援リーダーとしてモデル/タレントの森泉が登壇。竹内社長よりオリジナル名刺が贈呈された。
森は、理想の「未来キッチン」について、「新鮮な野菜が美味しく食べられる、畑とつながったキッチン」というアイデアを披露。「料理をする場のキッチンですが、これからは新しい体験の場として進化していくのだと思います」と話した。