「BiSHが好きだから、解散したくない」という気持ちを消す必要はない(BiSH)【第2回】

【前回コラム】「よし、本当にカッコいい時に解散しよう!」と決めた(BiSH)【第1回】

今週のゲストは、先週に引き続き「BiSH」の渡辺淳之介プロデューサー、セントチヒロ・チッチさん、アユニ・Dさんのお三方。性格も個性もバラバラな6人のメンバーの共通点は「BiSHが好きなこと!」というお2人に、解散への思いを語ってもらいました。

今回の登場人物紹介

左から、アユニ・D、セントチヒロ・チッチ

※本記事は2023年1月15日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

「毎日寝る前に、必ずホラー映像を見るのが日課です」

澤本:はい、皆さんこんばんは。CMプランナーの澤本です。

権八:はい、こんばんは~。CMプランナーの権八です!

中村:こんばんは~。Web野郎こと、中村洋基です。え~、実は前回からBiSHの全メンバーが週替わりで出演中です。前回は、アイナ・ジ・エンドさんとリンリンさんに来ていただきましたが。澤本さん、権八さん、いかがですか?

澤本:はい。まずはBiSHの方が皆いる、というのをちゃんと証明しないといけないので。宜しくお願いします!

BiSH:宜しくお願いしま〜す~!!

澤本:この状態、凄いからね。

権八:そうですよね~!ホントに忙しい合間を縫って来てくれて、ありがとね。ありがとう。

BiSH:(笑)。

澤本:だって、僕らの番組にBiSH全員来てんだよ?

権八:ですよね~!

中村:はい。そういうことで、今回も先週に引き続き、WACK代表の渡辺淳之介さん、そしてBiSHの皆さんをお迎えします。今週のメンバーは、セントチヒロ・チッチさんと、アユニ・Dさんです。宜しくお願いします!

チッチアユニ:宜しくお願いしま~す!

中村:今回も、感染対策をしっかりとしてお届けしております。ということで、息もつかせずに行っちゃいましょうかね。この番組は、毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」というコーナーがございます。この「すぐおわ」は広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの20秒に合わせてやってください、というコーナーです。

チッチ:大丈夫かな?私、自己紹介だけですごく長いから。私とアユニ、長いよね?「担当」だけでめっちゃ長いもんね。

アユニ:そだね!頑張ります。

権八:肩書が長いのか〜、担当の部分が。

アユニ:そうなんです、肩書が長いふたりなので。

権八:そうかそうか。

チッチ:ええ。早口でいかせていただきます。

権八:マイペースで大丈夫ですよ。

中村:じゃあ、どっちからいきますか?

チッチ:え~、どうする?

アユニ:え、チッチ先輩でしょ。

チッチ:8年目で、初めて先輩って言われました。

一同:あはははは。

権八:先輩なんだ?

中村:じゃあ、チッチさんからいきましょうか。

チッチ:じゃあ、いきます!

中村:では、どうぞ!

カーン♫

チッチ:はい、BiSHの見た目まじめ、中身は悪女。これでも彼氏は2人まで担当。セントチヒロ・チッチです。毎日寝る前に、怖いものやオカルトを見てから寝ます。今年の一番うれしかったことは、熱湯風呂に入ったことです。まじめに不まじめ。これからもがんばります!宜しくお願いします!

権八:すごい……。ちょっと情報量が多いね。

チッチ:はははは!

中村:初めの方が、ちょっとよく聞き取れなかった。

権八:あれ、なんだっけ?

チッチ:見た目はまじめ、中身は悪女。でも彼氏は2人まで担当、です。

権八:あ~、なるほど!

澤本:あはははは。

権八:「彼氏は2人まで」っていうね。で、彼氏は何人いるんですか?

チッチ:ホントの彼氏ですか?それは秘密ですよ。

権八:失礼しました。

渡辺:ははははは!

チッチ:でも、2人までいけるんで。

権八:何が「いける」んだか、よくわからない(笑)。

チッチ:あはははは。

権八:そうなんだね。で、ホラーを見てから寝る、と?

チッチ:毎日必ず寝る前に、ホラーとかオカルトの映像を見てから寝るのが日課です。

澤本:それを見てから寝ると、そういう夢を見たりするんですか?

チッチ:たまに見ますけど、ずっと続けているんで、あまり影響されなくて。影響されても、自分が普通に生きてたらなかなか見えないから、おばけとかって。見えてたら多分、見ないと思うんですよ、オカルトものは。見えないからこそ楽しんで見れるな、みたいな。

権八:その中でもチッチが「これはもう、本当に怖い!」と思うものはなんですか?

チッチ:映画だと『へレディタリー/継承』(2018年公開)っていう映画はすごく怖かったですね。最近見た『女神の継承』(2022年公開)っていうホラー映画も凄く怖かったですね。久しぶりに。

澤本:へえ~。

チッチ:あとは、和製ホラーが凄い好きなんですけど。『呪怨』のビデオ版(2000年発売)が一番怖い。

澤本:すごい詳しいね、やっぱり。

権八:Twitterで100本ぐらい怖いやつを紹介してたアカウント、知ってる?

チッチ:あ、フォローしてます!

権八:あれ、面白かったよね?

チッチ:面白かったです。

権八:なんでしたっけ?一番怖かったやつ。悪魔の……。

チッチ:『悪魔のいけにえ』(1975年公開)ですね。あれはグロいですね。

アユニ:チェーンソーのやつだ。

チッチ:スプラッターも好きです。見てて気持ちいいので。

権八:気持ちいい?

中村:とんでもない輩が来ましたね(笑)。

権八:そうだね~(笑)。血とか、ダメですもんね?

澤本:全然ダメ。

チッチ:渡辺さんは結構好きなイメージがありますね。

渡辺:僕好きっすね。血糊とか。

チッチ:あはっはー!

渡辺:僕んちの風呂場で、みんなで血まみれになって。

権八:あ、撮影したよね?

渡辺:すげー楽しかったです。

一同:あはははは。

権八:なるほど~。

「理解できないもの」を8年間担当!?

中村:WACKさんとBiSHの関係も、ちょっと後で聞きたいんだけど。よくわかんないですよね。あの〜、鼻クソとかつけるんでしょ?

渡辺:鼻クソ、つけますね。つける相手とつけない相手がいますけど。リンリンとかには絶対つけないです。

中村:あはははは!人で見てるんだ?

渡辺:はい。怒らなそうなやつにつける。

中村:あははは!チッチさんには?

渡辺:チッチにもつけないです。

チッチ:つけられたことないですね。

権八:アユニちゃんは?

渡辺:アユニなんかは、ホントにないですね。

権八:じゃあ、誰にならつけるんですか?

渡辺:BiSHのメンバーにつけるとしたら、アイナですね。

一同:あはははは!

権八:どういう会話なんだよ(笑)。

中村:すみません、お待たせしました。アユニ・Dさんの20秒自己紹介をお願いしたいと思います。では、どうぞ!

カーン♫

アユニ:僕の、○#%$^%*(* アユニです。私は、毎日寝る前に、無職の方がインドへ一人旅するYouTubeを見ること……です。なまむぎなまごめなまたまご、なまむぎなまごめなまたまご、なまむぎなまごめなまたまご……

カンカンカン♫

チッチ:なにがなんだか……(笑)。

一同:あはははは!

中村:ちょっと今、時空が歪みましたね……(笑)。

澤本:今の冒頭のところ、もうちょっとゆっくり言ってもらってもいいですか?

アユニ:僕の妹が、こんなに可愛いわけがない担当、ですね。

権八:すごいね、それを繰り返しいろんな番組とかで言わされてきて。でも、もうすぐ言えなくなるわけだよね。

チッチ:たしかに。

アユニ:でもこれ、そんなに言いたくなかった……。

一同:(爆笑)。

アユニ:BiSHに入った時に、渡辺さんとチッチが決めてくれて。

権八:あ、そうなんだ?

アユニ:ちょっと理解できないまま、8年間ほど言ってきたので。

権八:8年間……。

澤本:理解できないまま……(笑)。

アユニ:だから、嬉しいかもしれない。

一同:あはははは!

アユニ:解放感が。

権八:すごいね~。

アユニ・Dは一番の成長株

中村:最初はスカウトとかですか?応募なんですか?

アユニ:応募ですね。元々BiSHのファンで。インターネットでオーディションを見つけて、応募して、面接に行って。そしたら、渡辺さんが北海道の実家まで来てくださって。

一同:へえ~!!

アユニ:「BiSHに入れたいと思っている」って言ってくださって、入りました。

中村:えーと、趣味がインドの動画を見るとか?

アユニ:無職の方が、インドに一人旅してる動画が好きですね、最近。

渡辺:(笑)。

澤本:無職の方の動画って、どうやって見つけるんですか?

アユニ:なんか、再生回数が少ない動画を見るのが好きで。おそらく、私のオススメに出てくるサジェストって、AI的に再生回数が少ないものを出してくるんですね。それで出てきて、たまたま見てみたら。海外に行ったことがあんまりないので、YouTubeで人が海外に行っているのを見て発散するっていう。

中村:やっぱり再生回数が少ないだけあって、あんまり面白くなかったりとか、そういう特徴はあるんですか?

アユニ:その方は、無職であることをすごい誇りに思っていて。編集もすっごい上手で。

中村:へえ~。

アユニ:目元とかが権八さんに似ていて、すごくたくましくて。

チッチ:あはははは!

権八:ええ~?あ、そうなの?(笑)マジで?それっていいことなのかな?

アユニ:顔もすごいいいんですよ。見てていい気分になる。

一同:あはははは!

権八:ちょっとちょっと!おれ、いい顔だと思ってんの、もしかして?

アユニ:思ってます。切れ長の目って、すごいステキだと思うので。

権八:あ、ホントですか?(笑)あれ~、調子狂っちゃうなぁ~(笑)。ありがとうございます!

アユニ:すいません!(笑)

権八:でも、チッチは最初からさ、俺の印象では「出来上がっていた」というか。

チッチ:出来上がってた?え〜?

権八:ステージでも堂々と歌えるし。で、アユニちゃんは僕の中で一番変わったな、というか。

チッチ:あー、たしかに!成長度が。

アユニ:恐縮です。

権八:成長度がすごいよね。

アユニ:あー、すみません……。

権八:すみません?(笑)

アユニ:過去の自分を殴りたいんですよ、すごい。昔が出来なさすぎて。

権八:そう?

アユニ:人と話すのができなかったので。いっぱいチッチに迷惑かけたし。

チッチ:いやいや。でも通訳していました、昔はずっと。

権八:あ、そうなんだ?

チッチ:頑張って読み取って、みんなとの会話の間に入ってました(笑)。

一同:(笑)。

権八:でも、あのたどたどしい感じが「清掃員」(BiSHのファンのこと)のみんなのハートを掴んで。でも、今はちょっと見ない間にステージですごい堂々と歌っている姿を見て、感動したりしてました。

渡辺:そうだよね。だって、最初のZeppかなんかの時は、壁を殴りまくって、血まみれになってたもんね、手が。

中村:どういうことですか?

権八:なんで?

中村:緊張しちゃったの?

アユニ:ちがう……。よくわかんないウソつかないでくださいよ。

一同:(爆笑)。

渡辺プロデューサーは、一番「少年」に近い人

中村:あらためて2人から、WACKさんこと渡辺プロデューサーはどんな人なんですか?

アユニ:私はすごく素直な人だな、と思っていて。関わる大人の中で一番少年だなって思う人なんですよ。そこがすごく好きだし。だからWACKはこういう会社なんだなって思えるというか。なんか、崇拝とかは好きじゃないんですけど、人としてマジで「好き」って思える大人なんですよね、渡辺さんて。対等に会話してくれるし、だからBiSHって渡辺さんのことがこんなに好きなんだなって思いますね。

中村:ステキ。

澤本:ねえ。

権八:そうなんだよね。こういう会話を振ると、必ずこういう答えが返ってきて、なんか調子狂っちゃう(笑)。

一同:(爆笑)。

権八:もっと不満とかさ(笑)。「アイツはサイコパスだ」とかさ(笑)。

中村:なんか、しょうもないヘンなことばっかりやらされて、みたいな。

権八:「めっちゃセクハラされた」とか。あんまないんだよね。だから、そういうのもそう感じないんだろうね。

チッチ:そう感じないというか、私たちにはホントにそういうことをしないんで。文春の話とか、プライベートのことはもう、本人の自由なので。

一同:あはははは!

チッチ:私たちに害がなければ、ホントに好きなように生きてくれればいいと思っているので。

権八:ああ、そうか~。

チッチ:うん。そういうところはまあ、面白いなって。なんか「渡辺さんが病んでないといいね」とかみんなで言ってて。ほっこりしました。

権八:なるほど~。面白いね(笑)。

「何かを始める時は、いつもチッチにボールを転がしてみる」

中村:今度はWACKさんの方から、プロデューサーというか……。

権八:じゅんじゅんのこと、「WACKさん」て呼ぶの、どうなの?(笑)

渡辺:あはははは!

中村:え、呼ばないんだ?

澤本:「WACK」って、会社名だから……(笑)。

一同:あはははは!

中村:じゃあ、渡辺プロデューサーからしたら、プロデュースって、いろんなスタンスでやられる方がいると思うんですけど、BiSHに対してどんな感じで向き合ってきたんですか?

渡辺:どうなんですかね?僕はどっちかというと……。例えば、サッカーボールがあるとするじゃないですか?それを、なにか始めようとした時はチッチに一回転がしてみて、蹴るのか手で持つのか、何をするのかを探る、みたいな。そういうやり方をしてると自分では思っているんですけど。

権八:へえー!おもしろい!

渡辺:ホントに面白いと思ってます?(笑)あはははは!

権八:いや、思ってる(笑)。だから「これをやれ」とか、自分で誘導するんじゃなくて、あくまでも向こうの主体性を見ると。

渡辺:はい。「やれ」ってあんまり言わないよね、多分。

チッチ:「やれ」とは言わないんです。でも多分、「試されてるな」って思うことが結構あります。

権八:試されてる?

チッチ:はい。これ、どうやって動くのか試されてるなってよく思いますね。

渡辺:(笑)。

権八:面白いね!

渡辺:だからやっぱり、サッカーボールを転がしてるんですよね。

チッチ:だから、それを真っ直ぐに蹴るのが悔しいな、と思う時とかもあるし。

渡辺:あはははは!

チッチ:そういうさじ加減が結構ありますね。

権八:それってどういう場面なの?歌のこと?衣装の時とか?

アユニ:ソロをやる時とか。一旦「どういう形でやりたいか」とかいうのは聞いてくださっていましたね。

権八:じゃあ、あのバンド形式は「こういう風にやりたい」っていうのをアユニちゃんから?

アユニ:そうですね。ある程度「こういうのがいいと思うけど」っていうのは言ってくださって。詳しく言うと、ギターかベースか楽器を選んでいいよ、とか。「好きなものでどれをやりたい?」とか。でも、私的には、社長の「やらないか?」は「やれ」だと思っていたので。ホントにしゃべれない時期だったのでソロをやるのは正直怖かったんですけど……。そんなわけで「ハイ、やります!」って、真っ直ぐにボールを蹴りました(笑)。

渡辺:(笑)。

「解散」を受け入れられなくて、悔し涙が出た

澤本:じゃあ、そのボールコロコロの中に、「解散のコロコロ」があったんですか?

渡辺:そうですね。一応、提案という形でさせていただきました。ボールをコロッと。

権八:そっかぁ~。「解散ボール」が転がってきた時は、最初どう思ったんですか?

チッチ:いやぁ~、マジかぁ。今か……。って、私は思いましたけどね。最初は素直に受け入れられなかったので、すごい考えましたけどね。でも、6人でBiSHなので、6人の意思決定をしなくちゃいけなかったので。すぐにみんなで話し合いをしましたね。

権八:そうすると、チッチはもちろん納得はいっている、と?

チッチ:いや、納得とかの問題じゃないな、と。

権八:納得とかの問題じゃない。そうだよね……(笑)。

渡辺:あはははは!

権八:失礼しました。納得とかではない。

中村:納得とかじゃねえんだ!と。

チッチ:あはははは!

権八:じゃ、なんなの?(笑)

チッチ:いや、「どういう答えを出すか」がすべてなので。「納得するか、しないか」じゃなくて、BiSHとしてどう答えを出して、どうやって進んでいくかというのをみんなの話を聞いて「じゃあ、こういう答えにしよう」って。だから、全てにおいて納得することって難しいと思うし、でも、それを受け入れながら自分の意思を持って歩いていく、っていう感じで(笑)。

権八:急にポエティックになったけど(笑)。意思を持って歩いていく……。

チッチ:そうですね。「続けること」と「カッコいい時に散ること」の両方のカッコ良さがあると思っていて。私は、「続けることもカッコいい」と思っていたので、最初は納得できなくて、「悔しいな」って涙が出ましたけど……。

今、みんなの話を聞いてカッコよく散ることもやっぱりBiSHらしくていいんだなって思って。でも、心の中には「BiSHが好きだから、解散したくないぞ」っていう気持ちはまだずっとあるよって。それは別に消す必要もないのかなって。だって、好きだから。だから、納得しちゃってるって言うと、「全部受け入れたよ」って言っちゃってるような気がして……。それはウソになっちゃうので、あんまり言わないようにしています。

権八:なんか、ちょっと切なくなってきたね~。

チッチ:あはははは!

澤本:なんか、いい会だね、今日。

権八:そうですね、なんか、そんな答えが出てくると思わなかったなあ……。そっかぁ~。複雑な心境なんだね。いい意味でね。

チッチ:でも、素直にそれを言わせてくれるので。

澤本:うんうん。それはいいね。

チッチ:それは凄くありがたいです。

みんなBiSHが好きだからこそ、腹をくくった

澤本:アユニさんは?

アユニ:私も……え?

一同:(笑)。

権八:ちょっとちょっと、聞いてた?(笑)

一同:あはははは!

アユニ:解散したいか、したくないか、ですよね?

権八:まあまあ。それも含めてね。

アユニ:渡辺さんが前回のラジオでおっしゃっていたようなこと(このまま長くズルズル続けていくのはどうなのか?)も、私たちには話してくださって。私は渡辺さんに憧れて、元々BiSHが大好きで入ったので。言っていることは確かにそうだなって。私たちのことも考えてくださった上で話しているんだなって。自分も、おばあちゃんになるまでBiSHはやっていられないだろうなっていうのはあったので……。その輪郭をハッキリとしてくださった分、希望が見えたというのはありましたね。

チッチが言ったように、「受け入れられない」って思う子もいるし。6人ともホントに性格がバラバラなんですよ。だけど、6人全員に合致しているのは、BiSHが好きで、BiSHになりたくてBiSHになったっていう、向いている方向は同じなので。6人でそれぞれ話し合って、腹をくくったというか、覚悟を決めて解散になりました。

澤本:「腹をくくった」っていうのはカッコいいね。ホントにそうなんだろうね。

中村:では、ここで一曲お届けしましょう。チッチさんから曲紹介をお願いします。

チッチ:はい。BiSHで『脱・既成概念』。

演奏終了♫

中村:はい、お送りしたのは昨年リリースされた12カ月連続リリース第11弾シングル『脱・既成概念』。おふたり、チッチさんとアユニさんにとっては、いろんな意味で節目となるような2023年ですが。チャレンジしたいこととか、どんな風に過ごしたい、とかはありますでしょうか?意気込みなどがあれば。

チッチ:どうですか?2023年。

アユニ:チッチといっぱい一緒にいる!

一同:(爆笑)。

チッチ:カワイイ~!

権八:すごいねえ~、可愛いんだね。

チッチ:可愛いんですよ。すごい妹みたいで。

権八:ホントだね~!ずる~い(笑)。

チッチ:あはははは!でも、BiSHって意外と仲いいんですよ。

権八:意外と?仲良さそうに見えるけど。

チッチ:あ、ホントですか?ちょっと遠い人って、仲悪く見えてるんですよ、たぶん。

権八:あ、そうなんだ?

チッチ:近い人って良く見てくれてるんで「仲いいんだろうね」って思ってくれてると思うんですけど。ファンの人もわからないけど、もしかしたら「ギスギスしてるんじゃないか」って思っている人もいるかもしれないんですね。『しゃべくり007』(日本テレビ)とかで、そういう見え方になっていたかもしれないんで。

権八:あ~、そうなんだ?

チッチ:そうなんですよ。でも、結構仲良くて。一緒にいる時間を大事にしたいなって結構みんなが思っていて。やっぱり毎日一緒にいるけど、そういう中で見落としちゃう大事なものがある気がするので。忙しさに負けないで、2023年もBiSHがBiSHを愛して、BiSHを好きでいてくれる人を愛して、感謝と愛を届ける日々にしなきゃな、ってすごく思ってます。

権八:素晴らしい。

中村:なんか、チッチさん素晴らしいですね。

権八:文章になってんな。文字起こししても、全く問題ない。

中村:カンペキです(笑)。ありがとうございました。今週もあっという間に時間が過ぎちゃって、ここまでとなります。来週は、BiSHからモモコグミカンパニーさんとハシヤスメ・アツコさんをお迎えします。あらためまして、セントチヒロ・チッチさん、アユニ・Dさん、ありがとうございました~!

チッチアユニ:ありがとうございました~!

中村:渡辺プロデューサー、また来週も宜しくお願いします。

渡辺:宜しくお願いします!

(拍手)

〈END〉

すぐおわアドタイ出張所
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