【前回コラム】「BiSHが好きだから、解散したくない」という気持ちを消す必要はない(BiSH)【第2回】
今回の登場人物紹介
※本記事は2023年1月22日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
『悲しみよとまれ』のMVで、全身金塗りに
澤本:はい、皆さんこんばんは。CMプランナーの澤本です。
権八:はい、こんばんは。CMプランナーの権八です。
中村:はい~、Web野郎こと中村洋基です。こんばんは、どうですか?澤本、権八両氏は?
澤本:BiSH、三連発。
中村:三連発で、BiSHのメンバーが週替わりで出演中ですね。しかも、全てに渡辺淳之介プロデューサーがついてくるという。
渡辺:よろしくお願いします!
中村:豪華な感じでやっております。そして、今回がラストになります。ということで、今回も先週に引き続き、WACK代表の渡辺淳之介さん、そしてBiSHの皆さんをお迎えしております!
澤本:皆さん、よろしくお願いします!
BiSH:よろしくお願いしまーす!!
中村:そして、今週のメンバーは、モモコグミカンパニーさん、ハシヤスメ・アツコさんです。よろしくお願いします!
モモコ・ハシヤスメ:よろしくお願いしま~す!
中村:今回も感染対策をしっかりとしてお届けしております。え〜、まずは毎回ゲストの方にお願いしている「20秒自己紹介」をいただければ、と思います。この「すぐおわ」は、広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの秒数20秒に合わせてやってください、というコーナーでございます。お2人の準備はよろしいですか?どっちからいきますか?
ハシヤスメ:いやぁ~、やっぱりモモコさんからじゃないですか?
中村:はい。じゃあ、モモコグミカンパニーさんからお願いしたいです。では、どうぞ〜!
カーン♫
モモコ:はい。BiSHのモモコグミカンパニーです。最近悲しかったことは、『Mステ』(テレビ朝日)で話すことがあったんですけど、生放送で。話せなくなって、そのまま曲にいってしまったことです。ぴえん!
カンカンカン♫
一同:あはははは!
権八:それはなんだったんですか?話したいことって。
モモコ:台本ってあるじゃないですか?その台本のしゃべるところが曲前で、珍しく「モモコグミカンパニー」だったので。「ちゃんと喋らなきゃ!」って人知れずドキドキしてたんですけど、結局生放送なので尺が合わず……。タモリさんに「曲、どうぞ」って言われて。
澤本:はははは。
権八:なるほど!どういうことを話そうとしてたの?
モモコ:あの~。「黄金」になったことがあるんです。
権八:黄金?
モモコ:2022年10月にリリースした『悲しみよとまれ』っていうMVで、ひとりにつき3人がかりでみんなメタルになったんです。
澤本:ほうほう。
モモコ:その写真を、今年の一枚として……。
ハシヤスメ:メタルじゃないじゃん。
モモコ:「メタルじゃない」と言われてしまいました。
権八:どういうこと?
一同:あはははは!
権八:話が見えないけど……?
モモコ:「金の石像」っていうか。
渡辺:石像でもねえし!(笑)
一同:あはははは!
モモコ:あれはなんなんだ?わかんない。
ハシヤスメ:金塗り、金塗り!
モモコ:金塗りになって、3人がかりで髪の毛とか耳とかまつ毛とか全部金になって。それを今年の一枚として紹介する予定だったんですけど、残念なことに放送されなくて……。
渡辺:あれってさ、すぐに落ちたの?
ハシヤスメ:うーん、あれはでも、めちゃくちゃシャンプーしましたね。20回以上シャンプーして。
モモコ:20回ぐらい?
ハシヤスメ:マジで、それぐらいしないと落ちないんですよ。延々とシャンプーしましたね。
モモコ:でも、度を越していたのが、まつ毛から金が垂れてくるんで、目玉も金になってたんですよ。
中村:ええ?
モモコ:目玉まで金にしなきゃいけないのかっていう怒りが、凄かったです。
澤本:はははは。
モモコ:すごいしみてしみて、仕方なかったです。
渡辺:モモコ、怒ってばっかりじゃん!
モモコ:すみません……。
権八:あはははは!
モモコ:貴重な経験をさせていただきました。
一同:(笑)。
権八:へえー!その話をしたかったんだね?
モモコ:そうなんです。
権八:どうやったら検索に出てくるんだろう、「メタル」って入れたら出てくるの?
モモコ:だから、MVを見てください。10月の。
権八:わかりました、ごめんなさい!
モモコ:「だから」って言ったから、怒った感じになったけど(笑)。
一同:あはははは!
モモコ:「なので」です。MVを見ていただければ。
権八:はい、わかりました!
「みんなのハシヤスメ」と呼ばれたい!
中村:じゃあ、ハシヤスメ・アツコさんも20秒自己紹介をお願いしたいと思います。いきます!では、どうぞ〜!
カーン♫
ハシヤスメ:BiSHのメガネ担当、ハシヤスメ・アツコです。みんなからは、「みんなのハシヤスメ」って呼ばれてます。よかったら皆さん、「みんなのハシヤスメ」って呼んでくださーい。寝る前は、TikTokを見て、Uber Eatsとかでご飯頼んでまーす。よろしくお願いしまーす!
カンカンカン♫
(拍手)
権八:なにそれ?(笑)
ハシヤスメ:正直、呼んでる人は見たことがないです。
権八:誰も「みんなのハシヤスメ」なんて呼んでないけど(笑)。なんなの、それ?(笑)
ハシヤスメ:これ、固定にしたいんですよ。「みんなのハシヤスメ」って。もう、芸名がハシヤスメ・アツコなんですけど、「みんなのハシヤスメ」って呼ばれたいから、「みんなのハシヤスメ」にしようかなって思ってるぐらい。
モモコ:あ〜、じゃあ解散後は。
権八:芸名を?
ハシヤスメ:芸名をそうしたいなってぐらい、本当に呼んでほしいんです。
権八:呼びにくいよね……(笑)。
ハシヤスメ:マジっすか?
渡辺:「世界のナベアツ」みたいな?
ハシヤスメ:あ〜、そうです!ホントにナベアツさんみたいに。そう、「みんなのハシヤスメ」って呼んでほしいんですよね。
夢だったソフトバンクのCM出演
澤本:ハシヤスメさんは、ソフトバンクのCMに出るのが夢だったって。
ハシヤスメ:あ〜、もう、すごい夢でした。ホントに「白戸次郎」、あのワンちゃんが大好きで。
澤本:本当ですか?
ハシヤスメ:グッズとかも買ったりとか。あとは契約するともらえた時があったじゃないですか。喋るぬいぐるみっていうんですかね?
澤本:はいはい。ちっちゃいやつとかね。
ハシヤスメ:はい。ちっちゃいやつとか、でっかいやつとか。あとはティッシュボックスとか。あと、お弁当箱とかそういうものも含めて今、全部家にあります。
澤本:マジですか!?
ハシヤスメ:はい。それぐらい好きでした。
権八:ははははは!
澤本:それ、ソフトバンクの人に「もっとくれ」って言ったら、なんかあるよ。
ハシヤスメ:マジですかぁ~!?
澤本:うん。言ったほうがいいよ。
ハシヤスメ:え~、欲しかった!でも、そんなこと言えないな〜と思って言ってなかったんですけど、それぐらいマジで集めてます。
権八:大丈夫。これ聴いてるから、ソフトバンクの人。
ハシヤスメ:え~、グッズを事務所に送ってくださーい!
一同:あはははは!
中村:極めて事務的な、具体的な連絡です(笑)。
ハシヤスメ:でも、だとしたらめっちゃ嬉しいです。
澤本:ソフトバンクのCM撮影、どうでした?皆さん。
ハシヤスメ:あ~、もう撮影はすごい幸せな時間でしたね!
澤本:本当ですか?
ハシヤスメ:もちろん、振付とかが大変な時もあったんですけど。でも、本当に叶えたい夢だったので。あの時間はホントに楽しかったです。幸せでした。
権八:でもやっぱり、「犬のお父さん」が好きなんだ?
ハシヤスメ:そうですね。やっぱ白戸次郎が好きですね。
澤本:名前で呼んでくれる人、初めてなんだけど!(笑)
一同:あはははは!
権八:白戸次郎ってなんだっけ?って思ったよね(笑)。
澤本:お父さん犬ね。
ハシヤスメ:私はいつも「次郎」って家族で呼んでいたので。うちの母もすごい白戸次郎が好きで。
澤本:じゃあ、CMに出たらご家族、喜ばれました?
ハシヤスメ:めっちゃ喜んでました!すぐに連絡したら「え~!?ついに次郎と共演、おめでとう~!」って。
権八:「次郎」って呼ぶ人、初めて会った(笑)。
ハシヤスメ:だから、わが家では「お父さん」とは呼んでなかったですね。
澤本:へえ~!でも、そもそもあの歌の「テンテンスリ~♫」って、あれ大丈夫でした?歌ってる時って。
ハシヤスメ:いやー、すごい覚えやすくて。キャッチーだなって思いました。可愛かったです、耳の振付も。
澤本:あ、ホントですか?
権八:あの振付はBiSHのオリジナル?それとも、こっちからこう振付をしてくれっていう?
ハシヤスメ:あ~、全然振付でした。
権八:え?どゆこと!?
一同:(爆笑)。
ハシヤスメ:どっちの振付?全然、もらった振付でした(笑)。普段はアイナが振り付けてくれるので、アイナのは結構覚えやすくつくってくれるので体に馴染みやすいんですけど、今回は本当に覚えられなくて……。大変な思いをしました。
権八:あはははは!
渡辺:なんかさ、さっきから文句ばっかりじゃん!
一同:あはははは!
ハシヤスメ:なんて言えばいいんですかね?
渡辺:文句しかない!
ハシヤスメ:いい意味で、すごい覚えられなくて……。
渡辺:「いい意味で」を付ければいいってもんじゃないんだよ!
一同:(笑)。
ハシヤスメ:貴重な経験をさせていただきました……(笑)。
澤本:いや、だから振り付けしたのを見に行ったんだけど。あれ、「振付稼業air:man」さんなのよ。で、相当高度な振りをどんどん教えているから、これ、直前に来ていただいて大変だなぁ~って思って。本当に申し訳ないなって。
ハシヤスメ:嬉しかったです。air:manさんに会えて。みんな結構興奮してました。
モモコ:うん。「本物だぁ~!」ってなりました。
権八:本物だ、と(笑)。
モモコ:ホントに、帽子デッカイのかぶってるー!と思って(笑)。
権八:へえ~。ちゃんと見よう!
澤本:でも、「テンテンスリ~♫」っていうのがさ、そもそも「10%、10%、3%」がポイントで戻ってくるって15秒では入らないからそう言っているだけなんだけど。
権八:うん。
澤本:それを振り付けして、歌としてもやってくれて。だからもう、BiSHの皆さんには感謝してます。ありがとうございます。
ハシヤスメ:こちらこそ、次郎をありがとうございます。
一同:あはははは!
渡辺:次郎、もらったんじゃないからね?(笑)
『御伽の国のみくる』で小説家デビュー
中村:モモコグミカンパニーさんは、初の小説『御伽の国のみくる』(河出書房新社)を発売、さらにエッセイも発売と。これはアレですね、「作家さん系」ということですね?
モモコ:BiSHに入る前からそうだったんですけど、「文字を書きたい欲」が人よりもあって。こうやって話しているよりも、自分らしいなって思うのが書いている方なので。
権八:うん!
モモコ:すごいありがたいですね。てか、自分でやったことですけど。
一同:(爆笑)。
モモコ:自分がやったことなんですけど、こういう機会があるのはすごいありがたかったです。渡辺さんがね……。
渡辺:いや、僕も裏では「先生」って呼んでいるので。
モモコ:いや、そんなことないです。でも、本当に私は歌もダンスも何もできずにポッと入ってしまったので「もうついていけないな」っていう時期もあったんですけど……。でも、渡辺さんが作詞をメンバーに依頼してくれたことが私自身BiSHを続けられる「糧」みたいな意味になってきていて。だから、すごいありがたかったです。書くことはそこから始まってます。
澤本:昔から文を書いたり日記を書いたり、小説を書いたりしてたんですか?
モモコ:常に何かを書いてました。
澤本:ええ~。
モモコ:すごい恥ずかしい詩を書いて、親の前で披露とかしてました(笑)。
権八:え?すごい!親の前で?
澤本:勇気あるよね(笑)。
モモコ:そうなんです。「鷹」っていう題名の詩を書いて。
権八:ホークスだ。
モモコ:「これ、どうかな?」って親に見せたりして。「マジでフツー」って言われたことがあります(笑)。
一同:(笑)。
権八:ちなみに、鷹についてどういう内容だったの?
モモコ:いや、ホントにいいです。それは。
一同:あはははは!
モモコ:いや、ぶっちゃけ気になりますけどね?顔から火が出るほど恥ずかしいんで。
権八:じゃあ、なんで今振った?っていう話だよ(笑)。
渡辺:でもそれ、何歳ぐらいの時なの?
モモコ:小5ぐらいですね。
一同:おお~!
渡辺:小5のやつに「めっちゃフツー」っていうのは、親スゴイね!
中村:言わないですよね。
モモコ:結構バッサリ言ってくれるタイプなんで。
権八:今も何かとスマホとかにメモを書いてる感じですか?
モモコ:そうですね、書いてますね。あんまり記憶力が良くなくて。今、こういうことが面白かった、悲しかった、楽しかったという中で一番悲しかったことを普段覚えちゃってたりするから。だから、忘れたくないことを思い出すために紙に書いてます。忘れないように。
権八:面白い。
「すべり芸」に磨きをかける
中村:え〜、一方でハシヤスメ・アツコさんは、お笑い担当?お笑いが好きなんですか?
ハシヤスメ:「お笑いが好き」というとちょっとアレかもしれないんですけど。でも、BiSHではコントを担当しておりまして。BiSHのライブで15分ぐらいですかね。ネタをやらせてもらってます。
中村:おお〜、すごい!コント自体も書かれるんですか?
ハシヤスメ:最近はモモコグミカンパニーさんと一緒に書かせてもらってますね。BiSHのコントを昔からやってきているんですけど、最初の頃は渡辺さんが書いてきてくれてたんですよね。「こんな感じで」って。でも、渡辺さんも忙しくなってしまって。
権八:でも、アツコちゃんのずっとやってたコントって割と、なんていうのかな……。「すべり芸」みたいな感じじゃなかったっけ?そうでもない?(笑)
渡辺:いや、本気で狙いに行ってたんですけど。
権八:あはははは!
渡辺:権八さんから見たらスベってたってことですよね?
中村:あはははは!
権八:違う違う!いや、そんなことないけど……(笑)。
モモコ:私も最初は真面目に「面白い」と思うものをやってたんですけど。とあるインタビューで私が「本当に面白いと思ってやってます」って言ったら、ガチ目に「いや、あれは面白くないよ。スベってるんだよ。それをみんなが笑ってくれてるんだよ」って言われて。「あ、私ってスベってるんだ?」って気づきました。
権八:それって誰に言われたの、インタビュアー?
モモコ:まあ、某インタビューの方に言われて……。
権八:まあ、それも含めて面白いんだけどね。
ハシヤスメ:あんまりスベれる人もいないからね。
モモコ:そう。そのインタビューをきっかけに「すべり芸」で統一していこうと思って。で、渡辺さんも面白いというよりも「ちょっとスベってるほうが好き」って聞いたので。
渡辺:そうなんですよ。ちょっと外れているぐらいがちょうどいいね。
モモコ:というのを聞いたので、じゃあ私はそっちでやっていこうと。そこからは、真面目にやっているんですけど、スベってもいいや!っていう精神でやってます。
権八:なるほど。
中村:それではここで、一曲お届けしましょう。曲の紹介は、モモコグミカンパニーさんにお願いしようかな。
モモコ:はい。それではここで聴いてください。BiSHで『サヨナラサラバ』。
「東京ドームに立つまでは、本当の気持ちはわからないと思う」
澤本:じゃあ、みんなに聞いていることを聞こうかな。
中村:はい。お2人は解散の話が出た時は、どんな気持ちだったんですかね?ハシヤスメ・アツコさんは、思いとかありますか?
ハシヤスメ:そうですね。東京ドームはBiSHの夢でもありましたし、すごいワクワクしてます。決まった時は嬉しかったです、正直。
中村:東京ドーム公演が?
ハシヤスメ:そうです。「東京ドームをやらせてもらえるんだ!」って思ったんですけど。でも、それがイコール解散日だったので。うーん……、喜びと複雑な気持ちがまざっているんですけど。でも、そこに立つ気持ちって正直、当日までわかんないなって思っていて。解散まであと5カ月ぐらいですけど、いまだにホントに解散してしまうのか?ということと、あとは当たり前のようにメンバーだったり渡辺さんだったり、お世話になっている人がいっぱいいるのに、それがある日をきっかけに、なんなら6月30日から誰にも会わなくなるのかと思うと、それも信じられなくて……。だから6月29日までわからないですね、どんな気持ちでというのは。
権八:6月を過ぎたら、コントをやっていくんですか?
一同:(笑)。
ハシヤスメ:わぁ~!どうなるんですかねぇ。ちょっとまだわからないですね。
中村:改名するんですか?
権八:「みんなのハシヤスメ」に。
ハシヤスメ:そうですね、許されることなら、ホントに改名したいぐらいですね。
渡辺:いや、好きに変えたらいいよ。
ハシヤスメ:あははは!いいんですか?
渡辺:うん、好きに変えればいいと思うよ。
ハシヤスメ:そういうところ、優しいですね。
一同:(笑)。
中村:モモコグミカンパニーさんは、いかがですか?
モモコ:私は、聞いた直後はちょっと前向きになれて……。普段、私がBiSHで活動していた時は、ちょっと不安を感じていたり、「いつまで人気が続くんだろう?」とか、自分の人生の不安を抱えながら忙しい日々を駆け抜けていたところがあったので。そういうグレーな感情の部分が一掃されて、「ちゃんとBiSHに向き合えるな」っていうプラスな気持ちになりましたね。まあ、全振りでプラスっていうわけではなくて、本当に悲しかったり、切なかったりする気持ちはもちろんみんなと同じようにあるんですけど……。でも、やっとBiSHを本当の意味でちゃんとまっとうできるな、みたいな良さは感じました。
澤本:やっぱり、意識として終わりが決まると、そこに向けて集中できる感じがあるんですね。
モモコ:そうですね。ここ一年はやっぱり「解散」っていう事実が清掃員(BiSHのファンのこと)とかメンバーとか周りの人をひとつにしてくれてたな、っていうのをすごく思いますね。全然解散っていうことが決まっていなかったら、12カ月連続リリースがあっても、みんなもしかしたら頑張れなかったかもしれないって。そんなことも思ったりします。
権八:解散後はどうしていきたいんですか?
モモコ:解散後は……。私らしく、地道に頑張っていきたいなとは思ってます。でも、書くことはやっぱり続けたいな、と思いますね。
渡辺:書いてください!
モモコ:はい……。終わり、ですか!?
一同:(爆笑)。
メンバー全員からのメッセージ
中村:というわけで、そろそろお別れの時間も近づいてきております。あらためまして、今後のBiSHのご予定ですが、3月22日、ラストCDシングルを発売します。そして、3年ぶりの特典会、「BiSHとバイバイしようぜ!!会」これはめちゃくちゃ盛り上がりそうですね。そして、株式会社BiSHを設立、これはなんですか?
渡辺:名前のまんまで、「設立します」というお話ですね。
権八:ええ~!?
中村:そして、6月29日に東京ドームで解散ライブです、と。せっかくなので、最後にメンバー全員からリスナーに向けて一言ずつメッセージをもらいたいと思いますが……。
渡辺:はい。じゃあ、モモコから。
モモコ:そうですね。東京ドーム、6月29日。もちろん、ここにいる澤本さん、権八さん、中村さんも、来てくれますか?
権八:行く行く!
モモコ:ぜひ、リスナーの方も遊びに来てください!今年もよろしくお願いします!
中村:じゃあ、ハシヤスメさん。
ハシヤスメ:はーい!そうですね。5カ月後、東京ドームでお待ちしておりまーす!
一同:(爆笑)。
中村:いやー、いいですね!たしかに一言ですからね(笑)。じゃあ、リンリンさんいいですか?
リンリン:はい!東京ドームは私たちの夢の場所なので、いっぱいいっぱい、幸せな時間にしたいと思います。待ってます!
中村:じゃあ、次はアユニちゃん。
アユニ:はい。BiSHは変わらずガムシャラに、一生懸命最後まで生き抜いていきますので、BiSHを知っている方、友だちや家族も連れて、ぜひ東京ドームでお会いしましょう!よろしくお願いします!
中村:じゃあ、アイナちゃん。
アイナ:はい。アイナ・ジ・エンドです。昨日「BUMP OF CHICKEN」の東京ドーム公演を観ていて、自分が想像する以上に会場が大きくて、これが埋まっている景色が正直想像できないけど、6月29日までには埋まっていると思えるように、自分たちも自信をつけていきたいです。良かったら来てください。よろしくお願いします!
中村:ありがとうございます。じゃあ、チッチさん、よろしくお願いします。
チッチ:はい。セントチヒロ・チッチです。東京ドームは、BiSHが生まれたての頃から目指してきた大きな夢の舞台なので、そこで解散できるということはBiSHにとってすごく幸せなことだな、と思ってます。BiSHがBiSHらしく生き抜いて、その場所でみんなとワイワイできるように、これからも一番カッコいいと思えるBiSHを目指して頑張るので、よろしくお願いします!
権八:素晴らしい!
中村:では、あらためて渡辺淳之介プロデューサーからも一言お願いできますか?東京ドームは、どんな感じになりそうですか?
渡辺:さっきチッチも言っていた通り、本当に東京ドームを目標にやってきたというか、ミュージシャンが目指す最高地点だと思うので、東京ドームでできることは本当に嬉しいことですね。僕も日本で色々やらせてもらってきて、大体できたんで、そろそろ死ぬんじゃないかな、と。そう思っているんで。
中村:あははは!
権八:あ、自分が?(笑)
渡辺:はい(笑)。いろいろ叶ってきちゃっているんで。権八さんにも会えたし。
権八:いやいや、こちらこそ(笑)。よくわからないけど!(笑)
渡辺:あははは。本当に有終の美を飾れるよう頑張りたいなと思ってます。ぜひ皆さん見に来てほしいです。よろしくお願いします!
中村:はい。6月29日東京ドーム解散ライブ、ぜひ皆さんチェックしてください。というわけで、3週にわたってありがとうございました。ゲストはWACK代表の渡辺淳之介さん、そしてBiSHの皆さんでした。ありがとうございました~!
BiSH・渡辺:ありがとうございました~!!
(拍手)
〈END〉