丸紅情報システムズは総合商社丸紅のグループ会社で、あらゆる産業のITライフサイクル全般に対するソリューションを提供している。約30年前から業務用の3Dプリンターや3Dスキャナを自動車メーカーなどに販売していることは同社ならではの特長といえる。
200種類以上におよぶ宣伝会議の教育講座から、選りすぐった任意の講座を受けることができる研修メニュー「宣伝会議スタンダードトレーニング」を活用している、同社広報課の松井邦宜氏に受講の動機と受講の内容が実務にどう活きているかについて聞いた。
—— 業務内容を教えてください。
松井:私が所属しているのは経営企画部広報課です。 社内外の広報活動をメインに活動しています。
社外向けにはニュースリリースや取り扱い商材の製品サイトの制作、セミナーや展示会の出展に携わっています。
社内向けには、インターナルコミュニケーション活性化を目的に印刷物の社内報『INFINITY』を年3回発行しています。またWeb社内報も随時更新しています。
扱う内容は、社内報冊子では毎号特集として社員の関心が高い社内の取り組みについて、経営陣や関係メンバーへのインタビューなどのコンテンツを記事にしています。一方Web社内報はタイムリーかつライトな記事を配信しています。
—— 受講の動機を教えてください。
松井:課員のスキル向上のためです。
当社は多種多様な商材を取り扱っています。ホームページの制作やリニューアルにおいてはそれらの商材を取り扱います。広報課員としてリリースなどで製品情報を社内外に伝えるため、商材の担当者からヒアリングをしたのち、第三者に理解してもらうための文章力が必要です。もちろん構成力や校正力も要求されます。
またWebサイトやWeb広報も業務として扱っているので、Webの知識も必要となります。部員の知識や文章力向上のために受講を決めました。
—— 受講した内容と、その中で業務に役立っていることがあれば教えてください。
松井:課員それぞれが自分の業務に合った講座を選びました。デザイナーは「デザイン・ディレクション基礎講座」、社内報担当者は「インナー広報実践講座」という具合です。
受講後の反応としては、「丁寧な解説でした」「制作の実務でも役立つ内容でした」「背景が理解できました」などの声が寄せられました。
私自身は「経営者と向き合う広報のためのマネジメントスキル向上講座」で講師の高場正能氏が「広報として経営者の思いや、覚悟を引き出してそれを社員に伝えていくことで一体感が生まれる」と話された点に感銘を受けました。現状では私たちはそこまで踏み込めていないのですが、日々の業務に忙殺されない様に、もう一段視座を高くしていかなくてはと気持ちを新たにしました。そういう意味でこの講座は印象的でした。
—— 今後の人材育成について考えていることは。
松井:課員の皆さんには自分の担当分野以外の講座も受講してほしいと考えています。事業担当者がインターナルコミュニケーションを、社内報担当者が対外広報をというように、お互いの分野を学んでほしいと思います。そうすることにより広報の総合力を磨いてほしいと考えています。
「宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング」でした。
マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場いたしました。
<宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング 概要>
・教育講座196万円相当のカリキュラムが50万円で受講可能。
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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp