銀座のショーウィンドウや空き地にインスタレーションが出現 新しい「銀ブラ」を促進

東京クリエイティブサロン銀座エリア実行委員会は、銀座エリアの空き店舗などを活用して集客を促す、インスタレーション作品「GINZA POET-GRAPHY」を、3月17日から公開した。

展示は「東京クリエイティブサロン2023」の一環として行われている。会期は3月31日まで。

フォトスポットとして集客を目指した「GINZA POET-GRAPHY」の作品は、銀座の中心的な建築物に掲出された。

東京クリエイティブサロンは、都内の6エリア(銀座/日本橋/丸の内・有楽町/渋谷/原宿/羽田)が、アーティストやクリエイターとコラボレーションしたイベント。銀座エリアのクリエイティブディレクターを、新東通信の岸仲真氏が務める。

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展示は、新型コロナウイルスの影響によって都心部で増加した空き家や空き店舗の存在が契機となった。銀座エリアに点在する、空き店舗や工事中の建造物を活用し、利用されていない土地を観光資源化することを試みた。

今回、計15カ所にインスタレーション作品が展開されている。
銀座を代表する商業施設のショーウィンドウをはじめ、空き店舗の壁面や工事現場の仮囲い、デジタルサイネージなど街の各所に現代詩が出現。

街全体を一つのキャンバスのように捉え、さまざまな場所にグラフィカルな作品を展開していくことで、町を回遊する新たなきっかけを作りたいとしている。

工事中の壁面に掲出した作品の様子。

さらに、街に展開した現代詩たちを歌に変えたミュージックビデオも公開。立体的な展開で、春の銀座を作品へと昇華した。コンテンツの総合プランニング、クリエイティブディレクションを手がけたクリエイティブチーム LQVEの富永省吾氏、綿野賢氏が制作に携わった。

スタッフリスト

ECD
岸仲真
CD+C
LQVE(綿野賢、富永省吾)
AD+D
㎡ (村上雅士、太田香織)
Pr
佐藤陽介
施工
中川ケミカル
AE
晒名駿、藤澤奈々

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター


 

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