東洋水産は、即席袋麺「マルちゃんZUBAAAN!(ズバーン)」シリーズの新商品「マルちゃんZUBAAAN! 横浜家系醤油豚骨」の販売に合わせて、新CM「トラックガール・リョーコちゃん 登場」篇のオンエアを、4月3日に開始した。
「マルちゃんZUBAAAN!」は2022年4月に発売されたインスタント袋麺で、CMキャラクターとして米倉涼子さんを起用している。前回までは白い背景セットのシンプルな空間でおいしそうにラーメンを食べる米倉さんの姿を見せるCMだったが、今回はそこから一転。米倉さんが演じるのは、大型トラックを運転するドライバー「トラックガール リョーコちゃん」だ。
「ズバーンひとすじ」とデコレーションされた大きなトラックを颯爽と操る「リョーコちゃん」。「マルちゃん ZUBAAAN!」を食べようとラーメン店にやってくると、何やら意を決した様子の後輩ドライバーに声をかけられる。「ん?」と振り向くリョーコちゃん。すると後輩は「いや、オレ…」と、とたんにモジモジ…。そんな様子にリョーコちゃんは「言いたいことがあるならズバーンときなよ!このズバーンみたいにね」と伝え、「マルちゃん ZUBAAAN!」を食べる。
「米倉涼子さんには、ビシッとスーツできめたキャリアウーマンの役や、決して失敗しない女医さんの役も似合いますが、汗をかいて働くトラックドライバーの役なんかも似合いそうだな、と思っていました。調べてみると、全日本トラック協会が実施した、『トラックドライバー役が似合う芸能人は?』というアンケート調査で、米倉さんが2位になっている、ということがわかりました。どうやら、そう思っていたのは、私だけではなさそう、ということが判明。そこで、派手めなトラックで街道沿いを疾走する、『トラックガール・リョーコちゃん』という企画を考えました」と、本商品にネーミングやパッケージ開発から携わっているクリエイティブディレクター 福里真一氏。
「食べた瞬間、『ズバーン!』と脳と心に響くような、濃厚でうまみのある味が特徴。有名店レベルの味がうちで気軽に楽しめるということで、ラーメン好きな方々を中心に好評です。このZUBAAAN!の味の“濃いーい感じ”を表現するのに、米倉涼子さん演じるトラックガール・リョーコちゃんと、彼女のまわりのドライバー仲間たち、という世界はぴったりなのではないか、と思いました。彼らが街道沿いのラーメン屋で、汗をかきながらおいしそうに食べているだけで、なんか“濃いーい感じ”が伝わってくるのではないか、という企画です」
演出は、SoftBankの「神ジューデンスマホ」や、サントリーボスカフェインの「起きてる?」シリーズを手がけた渋江修平氏。
「食べた瞬間ズバーン!ときている、米倉さんやドライバー仲間たちの姿を、インパクトのある表現で描いていただきました。渋江さんにしかない独特の、新しい感覚をもってらっしゃる演出家だと思います」
トラックガール・リョーコちゃんの決めゼリフは、「言いたいことがあるなら、ズバーンときなよ。このズバーンみたいにね」。
「炎上やら何やらがこわくて、なかなか言いたいことがいえないいまの世の中へのメッセージに…なっていなくもないかもしれません。正直、そんなに意識はしていませんでしたが(笑)。このセリフが、『私、失敗しないので』と並ぶぐらい、米倉さんの有名なセリフになるといいですね。ちょっと無理かもしれませんけど(笑)」
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+ワンスカイ+モット
- CD+企画+C
- 福里真一
- 企画+C
- 阿南文、田中賢一郎
- AD
- 田中偉一郎
- CPr
- 福島慎治
- Pr
- 諸星菜緒、屋代竜太郎
- PM
- 鎌田くるみ
- 演出
- 渋江修平
- 撮影
- 田畑伸悟
- 照明
- 東岡允
- 美術
- 中島明日香
- DIT
- 松倉陽祐
- ST
- 栗田泰臣、babymix
- HM
- 佐藤郁江、新宮利彦
- クッキング
- 松山綾子
- 編集
- 市原賢治(オフライン)、須藤公平(オンライン)
- 本編集
- 須藤公平
- ミキサー
- 加藤宇騎
- SE
- 佐久間みなみ
- Cas
- 坪井あすみ
- 音楽
- 緑川徹、青木紗良
- 撮影ロケ地
- 夢の島マリーナ/鎌ヶ谷製麺堂てつ
- 出演
- 米倉涼子