積水ハウスは、2020年にグローバルビジョン“「わが家」を世界一幸せな場所にする”を策定した。戸建て住宅からマンション、都市開発などの事業を通じ、「住」を基軸とした幸せの提供を目指している。ハード・ソフト・サービスを融合し、「健康」「つながり」「学び」に関する付加価値の創出を探求している。
200種類以上におよぶ宣伝会議の教育講座から、選りすぐった任意の講座を受けることができる研修メニュー「宣伝会議スタンダードトレーニング」を活用しているコミュニケーションデザイン部部長の江野未沙子氏に導入の動機と受講の内容が実務にどう活きているかについて聞いた。
—— 業務内容を教えてください。
江野:コミュニケーションデザイン部は2021年に戦略部門の広報部と広告宣伝部を統合して開設された部門で、マーケティング領域を担当するCXデザイン室とコミュニケーション領域を担当する広報室があります。
私が所属するCXデザイン室は総勢約50人で戸建やマンションのコミュニケーションをする事業メインのチーム、クリエイティブ・ブランドコミュニケーション・Webサイト、CRM、ブランド施設運営のチームなど全部で8つのチームに分かれています。
—— 受講の動機を教えてください。
江野:ここ2年でCXデザイン室のメンバーが約20人から倍以上に増えました。人材は中途採用が多く、まず「会社のビジネスのことを知らない」、また社内の他の部署から来た人は「会社のことは知っているけれどマーケティングのスキルがない」という状態で、各々のスキルや知識にばらつきがありました。スタッフ本人たちからも「学びの場が欲しい」「マーケティングの全体像をまず理解したい」という声が上がっていました。
宣伝会議の講座は扱う領域が幅広く、メンバーそれぞれの習得したい内容を選択することができたので、受講することにしました。
—— 受講した講座と、その中で業務に役立っていることがあれば教えてください。
江野:「富裕層を動かすマーケティング基礎講座」「Z世代を動かすマーケティング基礎講座」などのマーケティング領域やコミュニケーション・広報の分野など幅広く受講しました。講座説明サイトをメンバーで共有して各自で選択するようにしました。ただ講座数が多く迷う人も見受けられましたので、Excelを活用して受講した感想を共有する工夫もしました。
人気だった講座は「ファシリテーション力養成講座」です。直接マーケティングに関係があるわけではないのですが、「あの講座は今日から会議で活かせる」という感想を見て受講が広がりました。実務的なスキルの勉強だけでなく、普段の働き方にも影響力がある皆のバイブル的な存在になった講座のうちの1つです。また「クリエイティブ・ディレクション基礎講座」も人気でした。外部パートナーに対して何を言えばいいのか、皆が疑問に思うところに応えてくれる講座だったので人気がありました。
このように講座を受講することにより、今までの自分たちの業務を振り返ってみて「こういうことでよかった」「ここはもう少しこうしたらいい」という羅針盤のような役割を果たしていただいたと感じています。
—— 今後の人材育成について考えていることは。
江野:今回講座を受講したことにより、皆が自分の立ち位置を認識できたと思います。今後は実践に向けた基礎知識を身につけて欲しいと考えています。当室は「誰に何を届けたいのか」というメッセージづくりを大切にしているので、引き続き講座を活用して力をつけてもらいたいと思っています。さらに施策を見極められるリーダーも育てていきたいと考えています。
「宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング」でした。
マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場いたしました。
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株式会社宣伝会議 教育事業部
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