「英語の自己紹介」にMCふたりが動揺!?
カーン♫
世良:大学2年生……。あ、大学3年生になります(笑)。二十歳の世良マリカです。大学に通いながら、モデル・タレントのお仕事をさせていただいています。
I love traveling abroad. I went to Singapore last month. And I’m planning to go to Korea and Sydney next month. Nice to meet you !
カンカンカン♫
澤本:ついに英語が出たよ。
世良:あはははは。
澤本:すごいですね……。
権八:初めてです!
澤本:そして、僕らにもわかりやすいような単語を選んでいただいて。
世良:うふふふ。
権八:ホントにね!全然自信ないんですけど(笑)。
澤本:違ってたらどうしよう……。
権八:一旦、確認していいですか?
世良:もちろんです(笑)。
権八:えーっと。外国に行く予定があると?
世良:はいはい。
権八:シンガポールと……。
権八・澤本:コリア!
世良:あはははは!えーっと。
権八:ちがう、ちがう!?
世良:ほとんどあってます。旅行をするのが大好きで、これは仕事だったんですけど、シンガポールに行って。あと来月は、韓国とシドニーに行く予定を立てているところです。
権八:なるほど~。ちなみに、シンガポールのお仕事はどんな内容だったんですか?
世良:ニュース番組で担当させていただいているコーナーがあって。そのコーナーの取材レポートだったんですけど。3月に放送があると思います。
澤本:あ、そうか。まだなんだ?
世良:そうなんですよ。シンガポールに行ったんですけど、結構難しい話を色々聞いてきて……。観光をしに行ったという感じではないので、また行きたいなと思ってます。
権八:あ~。「マリーナベイ・サンズ」には行かれましたか?
世良:行かなかったんですよ~!マーライオンの所から遠目に見たは見たんですけど。中には入っていないというか。近くまでは行っていないので。
権八:そっかそっか。
澤本:この方、あのホテルを荒らした人なんですよ。
世良:ええ~!?
権八:荒らしたってなんですか!?なんにもしてないですよ!(笑)いやいや、ソフトバンクのCMで、かつてSMAPさんが上のプールのところを練り歩く、というCMがあって。それを担当した時に行きましたね。
世良:へえ~!いいな~。行ってみたいですね。やっぱり、キレイですか?
権八:キレイですよ、もちろん。ただ、マーライオンが思ったよりもちっちゃかった……。
世良:そうですよね(笑)。それは結構言いますよね。
権八:そう思いましたけれどもね、はい。
流暢な英語は日本で習得
権八:いや、でも初めての英語の自己紹介で……。すごいですね。カナダとのハーフでしたよね?
世良:そうです。父がカナダ人で母が日本人なので、ハーフなんですけど。まあ、ただ生まれも育ちもずっと日本で、父はずっと海外で仕事をしているので、一緒には住んでいなくて。
権八:あ、そうなんだ?
世良:なので、全然ネイティブスピーカーというわけではないんですよね、英語は。もう、見た目的に喋れないとマズいかな、っていうので勉強を頑張って。いまだに英会話を毎日やってます。
権八:え、マジっすか!?(笑)
澤本:僕らからするとネイティブ&流暢なさっきの英語は、日本で得たものなんですか?
世良:そうですね。
権八:え、ちょっと待って。すごくないですか?でも、お母さんは日本人だから、当然日本語でお話しされるわけですよね?
世良:そうです。日常的に英語を使うことは全くなくて。もちろん、たまにお父さんと電話をする時とかは英語なんですけど。普段の生活はずっと日本語ですね。でも、見た目のせいかわからないですけど、外国の方に道を聞かれることが何度かあったので。やっぱり喋れないといけないかな、と思って。中学生ぐらいから勉強を頑張って(笑)。
澤本:その英語は中学からですか?
世良:そうです。中学まではみんなと同じラインでした、たぶん。
澤本:すごいな~。
権八:すごいっすね!
世良:本当ですか?(笑)でも最近、周りの子もみんなすごい上手に話せるから。焦りますけどね、結構。
権八:ちょっと、その辺も聞いてみたいんですけど。いわゆる、普通の日本の学校で育ったんですか?
世良:そうです。高校までは公立校に通っていて。なので、小学校、中学校は学区の学校に通って、高校も公立高校に行って。何も特徴がないというか、普通に進んできましたね。
澤本:大学、後輩でしょ?
権八:え、そうなんですか!?
世良:はい。SFC(慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス)です。
権八:あ、そうですか(笑)。そっか、あそこに行ってるんだ?今、まさに行ってらっしゃる。次3年生?
世良:はい。
原宿で体験した「ザ・スカウト」
権八:あー、そうなんですね。芸能界のデビューっていつだったんですか?
世良:デビューですか……。事務所に所属したのは、高校1年生の終わり頃ですね。2018年の終わりに事務所に所属して、ミスコンに参加したのが2019年の6月頃だったので、本格的な活動はそこからですね。
権八:高校1年生の時に芸能事務所に入ろうとしたのは、どういうきっかけだったんですか?
世良:スカウトしていただいたので、それがきっかけで。やってみようかな、ということで始めました。
権八:なるほど~!その「スカウト」っていうのが、われわれ一度も経験がないもんですから……。どういったシチュエーションで、どういうノリで?
世良:私の場合は、すごい定番なんですけど……。
権八:まさか、原宿で?
世良:そうです。原宿の竹下通りの入り口のところで声をかけていただいて、という。「ザ・スカウト」っていう感じで。
権八:そうですよね。それってやっぱり、「そういうことがあるかな?」って思いながら歩いていたりするんですか?
世良:いや~……(笑)。時期的には、中学から高校に上がる時なんですけど。当時は週1まではいかないですけど、割と友だちと一緒に原宿に行くことが多くて、それで声をかけていただきました。「スカウトされよう!」みたいな気持ちは、全くなかったんですけど。
権八:あははは!そうだよね、「スカウトされよう」とは思わないよね(笑)。
世良:まあ、ビックリというか、「本当にこんな感じなんだ?」っていう感覚でしたね、声をかけていただいた時は。
権八:それが高1だと。その高1の時に「ミス・ワールド」が始まったんですか?高2の時かな、これは。16歳?
世良:はい。高2に入って6月に書類選考があり、という感じでした。
権八:これは、どういう経緯で?われわれはやっぱり、「ミス・ワールド」には応募したことがないもんですから……。
澤本:ないですね。資格もないからね(笑)。
世良:まずは事務所に入った時に、ライブ配信が盛んになりかけていた時期だったんですね。もちろん、最初からいっぱい仕事ができるわけでもないので、まずは配信系アプリからやってみよう、ということで。そのライブ配信系アプリは、テーマが決まっていたんですね。たとえば、ランキングがあるんですよ。どれだけファンに応援してもらっているか、みたいな。その1位になると広告に載れます、とか、このイベントに出られます、とか。そういうイベントが何個かあったんですね。その出場権のひとつに、「ミス・ワールド」もあったんですよね。
権八:え!?
澤本:ええ~?
世良:このイベントで1位になると、「ミス・ワールド」の書類審査を通過して面接にいけますよ、というのがあって、それに参加したんですよ。そこで1位になったので、面接に行って、という感じでした。だから、最初から「よし、ミスコン受けよう!」というよりは、元々やっていた配信アプリの中にそういうイベントがあったから挑戦したんですね。
権八:そういうルートがあるんですね……。
世良:そうですね。最近は割とあります。たぶん、「女子高生ミスコン」とかもSNSをすごく使ってますし。そういうところまで出てきているんだな、というのは当時私も驚きましたけど。