MAD STARS(釜山国際広告祭)は、国内外の大学生を対象とする「2023ヤングスターズ」、そして入社5年目以下の広告パーソンを対象とする「2023ニュースターズ」の参加者の募集を開始した。
MAD STARSはクリエイティビティとテクノロジーを融合した国際広告祭で、2022年にAD STARSから名称を変更した。「2023ヤングスターズ」「2023ニュースターズ」はいずれも世界中の才能ある若手クリエイターの発掘と育成を目的としている。
ヤングスターズの対象は、大学生(国内外2年制以上、大学、大学院(修士)在学生および休学生、卒業予定者、軍服務者および卒業猶予者であり、博士号を所持している場合は志願できない)。専攻とは関係なく、大学生や大学院生であれば、国を問わず参加可能だ。
ニュースターズ、は国内外マーケティング、広報、広告、アドテクノロジーなどの関連職種に就いている、入社5年目以下(2019年以降に入社)の若手広告パーソンのみが参加可能。いずれも個人または2人でチームを組んで参加できる。
この3年間、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響でオンラインにて開催されていたが、今年は4年ぶりのオフラインイベントとして開催される。
本コンテストでは、若手クリエイターがマーケティング・広告・デジタル分野でグローバルに活躍する専門家から、広告の技術や技法、世界的に注目されている技術やトレンドなどを学び、経験する機会を提供する。
本選出場チームは、4日間にわたるプログラムを現地で実施する。オリエンテーションを受けた後、制限時間内に与えられたテーマに基づいて映像または印刷物のアイデアを提出。 それをマーケティング・広告・デジタル分野でグローバルに活躍する専門家で構成された審査委員により審査、および講評が行われる。
本コンテストの審査員を務めるのは、グローバルのエージェンシーのクリエイター。日本からは、ヤングスターズに山本渉氏(電通 クリエーティブディレクター)、ニュースターズに安達和英氏(電通 クリエーティブディレクター)が参加する。
ゴールド、シルバー、ブロンズ、そしてクリスタル受賞者は、公式サイトで発表される。なおヤングスターズ受賞者には、グローバルエージェンシーでのインターンシップの機会が提供される。
両コンテストともに8月22日から25日までの4日間、大韓民国釜山海雲台一帯で行われ、予選への参加申請は6月7日までオンラインにて受付中だ。