SKY-HIさんとは「音楽ファースト」で話し合える(BE:FIRST・LEO)【後編】

【前回コラム】誰かの「たったひと言」になれたらと思って、音楽をやっています(BE:FIRST・LEO)【前編】

今週のゲストは、先週に引き続きダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST(ビーファースト)」のLEOさん。メンバーは仲が良すぎるあまり、休日はもちろん、ツアー最終日も集まって次のパフォーマンスについて話し合うと言います。「命がけ」で音楽をやっているというその言葉に、あなたもきっと「胸アツ」に!

今回の登場人物紹介

(左から)LEO、中村洋基、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)

※本記事は2023年3月19日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

SKY-HIさんは「伏線」を置いていく社長


中村:SKY-HIさんの戦略的な部分について、聞いてみたいですよね。今は、K-POPがめちゃくちゃ盛り上がっているじゃないですか? その中で、J-POPでワールドクラスに大きくなっていくためには「やっぱり、ダンスと歌だろう」みたいなポイントってあるんですか?  

LEO:そうですね。でも、社長も全てを自分たちに見せてくれるわけではなくて……。

中村:全部は言わないんだ?

LEO:はい。全部は言わずに、たまにポロッとヒントを「伏線」みたいに置いていくんですよ。だから「あ、あの時に言っていた事って、これか!」とか、後々気付くことが多くて。あとは、「自分たちもこういうことがやりたい」「こういう歌が歌いたい」って言ったことを覚えていてくれていて。「LEOがこういうことやりたいって言ったから、この曲をつくってみたよ」とか「マイクリレー(複数人のMCが各自小節を担当してマイクを順に繋いでいくラップの形態)みたいなことをやりたいって言ってたから、この曲つくってみたんだけど」といったことをふつうにやってくれるので。すごく「音楽ファースト」で話し合える社長なので、本当にやりやすいですね。

中村:そうだよね、社長がプレーヤーだもんね。

LEO:はい、そうなんですよね。

中村:これ、7人組がオーディショで決まったじゃないですか? 7人が一同に揃った時、初めはどんな感じだったんですか?

LEO:そうですね……。今になって凄く思うことは、このオーディションを受ける前の練習生時代に「デビューするかもしれない」みたいな話はいくつかあったんですけど、目前で白紙になることもあって。その度に、自分の中で「きっとより良いメンバーや、チームに巡り合うためなんだ」って、言い訳するようにして頑張っていた部分があったんですね。でも、その「きっと」を信じてきたからこそ、本当に自分の夢が全て詰まったグループに入れたな、と最近は感じています。自分にとっての誇りであり、一番好きなグループであり、憧れでもあるグループ。それがBE:FIRSTなので。すごく大好きですね。

途中から、オーディションであることを忘れていた!?

中村:やっぱり、オーディションの時から他の人も目に入ってくるわけでしょう? 「コイツ、めちゃくちゃ上手いな!」みたいな。やっぱり、そういう人がちゃんと残っていたりするものなの?

LEO:いや、みんなすごく上手かったんですよ。だから、「誰が受かるんだろう?」でした、ホントに。

中村:そうなんだ?

LEO:で、オーディション合宿でBE:FIRSTにはならなかった人たちも、自分たちの事務所でソロですごくいい歌を歌っていたりするので、「やっぱスゲーな」と思いますし。オーディションでは本当に「蹴落とす」という感じが全くなくて、「この子、歌が上手いから教えてもらおう」とか「この子、ダンスが上手いから教えてもらおう」といった感覚がふつうだったんですよね。

澤本:うん。

LEO:僕も、あまり自分に自信が持てない時期にオーディションを受けていたんですけど、みんなから「LEOくんの声って、めちゃくちゃ良いよね! 歌声、めっちゃ好きなんだよね」とか言ってもらえて、オーディション中に自信をつけていく、みたいなことがあったので。本当に、人間性もアーティスト性も、優れている人が集まっていたんだな、と改めて思います。

権八:少しずつ少しずつセレクトされていって、そして最後はたった7人が選ばれる、ということになると、やっぱり全員が「自分が選ばれたい」とか「自分はここに入りたい」って思っているわけじゃないですか? でも、やっぱり仲間というか、「絆」が生まれるんですね。

LEO:そうですね。割と途中でオーディションのことを忘れていて……。オーディションを放送することは決まっていたので、「このパフォーマンスを見てくれる人は、プロとかアマチュアとか関係ないな」と思って。その人の時間をもらっているわけだから、このパフォーマンスを全力で詰めていくことが大事なんじゃない? みたいな。

権八:なるほど!

LEO:で、その先のことはSKY-HIさんが決めることで、俺たちが決めることじゃないよね。みたいな感じでやっていたので。結果発表の時ぐらいですね、思い出したのは。「あ、オーディションだった!」みたいな(笑)。

権八:凄い……。全然わかんないもん(笑)。

一同:あはははは!

中村:それで選ばれて、ついに「1曲目をやるよ」と。その時の反響はどんな感じだったんですか? 想像より良かったのか、やっぱり初めてだから「これから頑張るぞ!」みたいな感じだったのか。

LEO:そうですね。でも、MVの再生回数が結構早い段階で1000万回いったのはすごく嬉しかったです。

中村:うん、ハンパない!(笑)

LEO:すごい嬉しかったんですけど、初めてのMVなのでよくわからなくて……。でも、メンバーとのグループLINEでは「何回いったよ! やったー!」みたいにみんなでやってましたね。その時は、ありがたさと、まだここで満足しちゃいけないよな、っていう身が引き締まる思いと、なんとも言えない感情の中で動いていた感じがします。

澤本:すごいタイミングで何回も身が引き締まるんだね。「ウェーイ!」って増長している感じがないもんね(笑)。

権八:ないない(笑)。

ツアー終了日にも深夜ミーティング

LEO:「身を引き締める」ということで言うと、2月末に大阪でツアーが終わりまして。その日のうちに都内に帰ってきたんですが、到着したのが24時近くだったんです。でもその後、午前1時ぐらいに僕の家にメンバーが何人か集まって、他のアーティストのライブ映像を観ながらミーティングしてました。「もっとこういう風にやったら、パフォーマンスがよくなるよね!」みたいに。このチームはあんまり「満足する」っていうことがなくて。

澤本:それ、終わった日にでしょ!?

LEO:そうです。

権八:ツアー最終日にみんな1回家に帰って、また夜中に集まって?

LEO:そうですね。全員じゃないんですけど集まって。

権八:「ウェーイ、おつかれー!」じゃなくて、また他のアーティストの映像を観てんの、みんなで?(笑)

LEO:観てみて、「あ、コレやばいね!」って。

権八:いやいや、君らがヤバいよ!(笑)

LEO:いやいやいや。毎回、終わった瞬間に「お疲れさまでしたー!」って盛り上がった後、帰る時にはもう「今日の俺らはここまで。明日はこれを超えるためにどうする?」っていうのに入っちゃっているんですよ、たぶん。

澤本:凄いな……。

LEO:オーディションの時からの流れと、チームのマインドとして、「今日は今日。明日は明日」みたいなのを常に意識しているので。割とそういうのが自然になってますね。

中村:グループの中での自分の立ち位置とか役割みたいなことを考えたりするんですか?

LEO:僕は、最初の方はやっぱり考えてましたね。僕ともうひとりが最年長なので。だから「しっかりしなきゃいけない」って最初の方は思っていたんですけど。今は、極力「全力で甘えよう」と思ってますね。

権八:甘える?(笑)。ふっふっふ!

LEO:なんかもう、「預けられる背中は、全部預けちゃえ」みたいな。

澤本:ほー!

LEO:「俺はこっちを頑張るから、お前はこっちを頼むわ」みたいな。7人なので、七角形のグラフがよくあるじゃないですか?「強さグラフ」みたいな。

権八:あるある。グラフね。強さごとに色がついてるやつ。

LEO:そうです。7人でグラフの全部を最高点で満たしていればいいな、と思っていて。全員で最強の七角形であれば、それが最強のチームだな、と思って。そういう風に感じてからは「おれはこっちをやるから、そっちは甘えるわ」みたいな感じで生きていられるので、ラクになりましたね。

澤本:ふう〜ん!

LEO:本当に仲がいいので、やっぱり「年上が一番いじられる」というのが逆に良かったな、と思いますね。

権八:面白いね。

LEO:はい。自分もやりやすいですし。

メンバーそれぞれに「逆境のストーリー」がある

中村:他のメンバーも、LEOくんみたいにこれまでの境遇が厳しかった人が多い?

LEO:そうですね。最年少のRYUHEIは16歳なんですけど。

権八:若っ!

LEO:彼は僕よりも長い年月を練習生として過ごしてきました。今年、二十歳になるSHUNTOも自分より練習生歴が長いしMANATOもニューヨークに音楽留学した経験があったりします。オーディションの一部分だけを見た人からは、僕らは「ポッと出」の人たちだと思われてしまうかもしれないですけど、本当にいろんなバックボーンを持って集まってきていますね。だから、言葉にも重みがあって、自分たちが書くリリックにも深みを出せるのかなって思います。みんなそれぞれにストーリーがあるんです。

澤本:写真とかを見るとさ、みんな若いけど。根っこの部分はもう、すごいもんね。

LEO:そうですね。僕よりも長いっていうのがなんか……(笑)。僕ともう一人同い年で最年長のJUNONがダンスをやり始めたのはオーディションからなので、一番短いわけですけど。その次が、僕かな。なので、最年長2人が「芸歴一番短い組」です(笑)。

権八:もう、見ていてもスキルがすごいもんね。PVとか見ていてもさ。

LEO:ありがとうございます! 嬉しいです。

中村:日本語の歌詞にもこだわっているじゃないですか? ワールドワイドで見ると、日本人は人口が少なくて損だから、歌詞も英語にしたほうがいいんじゃないか、みたいな議論もあったりするんですか?

LEO:たしかに、世界に行きたいとは思っているんですけど。でも、まずは近くの人たちに愛してもらわないと、世界には行けないな、と思っていて。それは日本という国もそうですし、マネージャーさんひとりとってもそうで。自分の近くのいろんな人たちが「BE:FIRSTのために頑張りたい」とか、「BE:FIRSTだったら今日は徹夜してもいいかな」みたいに思ってもらえるチームじゃないといけないな、と思ってます。自分は誰もいないライブハウスで歌った経験があるからこそ、いろんなものを届けてくれる人たちが「BE:FIRSTチーム」となって世界に行くことが一番いいのかな、と思います。そこはいろんな人たちに全力で甘えて、「おれらはBE:FIRSTチームで良かった!」と思ってもらえる瞬間をつくるのが、自分たちの夢ですね。

権八:すごいね!

澤本:本当に!

中村:こんなに熱いメッセージが来るとは思わなかった……。ということで、ここで一曲お届けしましょう。LEOくんから、曲紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

LEO:はい。この曲は自分たちでリリックを書いた、等身大の自分たちを描いた曲なので。いろんな方々の人生に当てはまるような曲だと思います。それでは、聴いてください。BE:FIRSTで『Grateful Pain』。

等身大の想いを隠さずに歌詞にする

♫楽曲終了

LEO:これを書いた時は、めっちゃ病んでましたね……。

澤本:病んでたんだ? それは、「忙しくて」ってこと?

LEO:いや、その原因がわからないんですよね……。何かわからないんだけどイライラしている、とか。朝起きて一発目の感情が「朝だ、眠い……」じゃなくて、イライラとか。

中村:へえ~。

LEO:何かわからないんだけど誰かと戦っている、みたいな感じが凄いあって。色とかがぼやけてくるんですよ。

一同:へえ~!

LEO:だんだん世界がぼやけてきていて……。だけど、原因がわからないんですよ、まったく。で、すごく疲れていて、涙もすごい出てくるし、みたいな中で書いた曲なんです。リリックにも「期限切れの心」って、本当にそのまま書いていて……(笑)。でも、きっとこういうのってみんなにもあるよな、と。なくても、落ち込む時はあるはずだよなって。でも、これを隠さずに言うことがきっと大事なんだろうな、ということで書きましたね。

澤本:そういう思いを歌にすることで、同じことを思っている人への応援歌になったりしますからね。

LEO:そうですね。極力、等身大で書こうとは思っていますね。

澤本:それで、その状態からは脱したんですか?

LEO:そうですね。それも、メンバーの一言だったんですけど。僕とメンバーが知り合いの人と飲んでいる時に、「LEOくんがいてくれるから、BE:FIRSTは最高のグループでいられるんですよね~」みたいなことを言ってもらえたんですね。その瞬間にハッとして……。「ありがとう」って思えて、そこから心が軽くなってきましたよね。

澤本:それを聞くと、言葉って凄いね。

LEO:そうですね。そこでもたった一言だったんだなって。今思えば、ですけど。

権八:やっぱり、どこかストイックだからさ。たぶん、ひとりで「孤独な闘い」をしていてさ。

LEO:はい。

権八:だけど、どこかで誰かに「自分のがんばり」を認めてほしいっていうかさ。そういうの、あるじゃない?

LEO:そうですね。

権八:だから、それが思いがけないところでポッと言われて、「あぁ~」って心が溶けたというかね、そういう感じがしますよね。やっぱり、ストイックだもん(笑)。「こうでなきゃいけない」っていう自分の理想みたいなものがあるしさ。

LEO:そうですね。

権八:だから、あんまり根を詰めすぎないでね(笑)。

LEO:そうですね。その時はまた、権八さんたち3人に飲みに連れていってもらいたいですね。

中村:あ〜、行きた~い!(笑)。

権八:ね!

LEO:ぜひ。

好きだった子に「歌を歌いたい」と思った

澤本:歌っていうのは、いつぐらいから「歌いたい」とか「自分は歌が上手いな」って思うものなんですか?

LEO:昔から歌はずっと歌っていました。恥ずかしいんですけど、小学5年生の時に好きだった子がいて。今振り返ると、その子に「歌を歌いたい」と思ったのが「誰かに届けたい」と思った歌のひとつだったのかな、と思います。

澤本:へえ~!

権八:なんと! その時の歌っていうのは、ちなみに?

LEO:久保田利伸さんの『LOVE RAIN』っていう曲なんですけど……(笑)。

権八:ほう! それは歌う機会はあったの?

LEO:いや、その子とカラオケに行こうってことになったんですけど、結局行けなくて。その子には告白も出来ずじまいだったんですけど。でも、今振り返ってみると、あの時から誰かに歌を届けたいと思っていたんだな、と思います。親がいない時に、家でMDとかCDをかけて、ソファに座ってリモコン片手に「ひとりライブ」をしていたので。

澤本:でも、それこそさっきおっしゃっていた「一番近い人を喜ばせる」っていうのは、ずっと若い時から……。まだ若いですけど(笑)。続いているってことですよね?

LEO:そうですね。なので、一番はおじいちゃんとか……。今はおじいちゃんがおばあちゃんを介護していて大変で、たまに会いにいったりするんですけど。そのおじいちゃん、おばあちゃんが「LEOを見て、何歳か若返った気持ちになったよ」とか、オーディション時代に「LEOを見て一週間頑張ろうって思えてるよ」とか言われると、本当に涙が出そうになるぐらい嬉しくて。そういう一番近くの人の幸せを、自分が夢を叶えた先につくれたことはすごく幸せです。

澤本:どうしよう……?

権八:はい……。

澤本:もう、ステキすぎるんだよ……。

権八:はい……(笑)。

LEO:いやいや、そんな「良い人」ではないです、僕。

一同:(爆笑)。

澤本:いやいやいやいや……(笑)。

権八:あっはっはっは!

いつでもどこでも、メンバーと一緒!?

権八:休みの日は何をやっているんですか?

LEO:基本メンバーと一緒にいますね、休みの日も。

澤本:あはははは!

LEO:ウソじゃなくて、めちゃくちゃ仲がいいんですよ。なので、メンバーとご飯を食べに行ったり、メンバーとショッピングに行ったり。そういうのばっかりなんですよね。だから、絶対にメンバーの誰かしらと会っています。

澤本:はぁ~!

LEO:夜だけ、とかでも。それこそご飯に行こうとか、サウナ行こう、とか。昼間はひとりでいるけど、夜はメンバーといる、みたいなのも多いです。サウナや温泉に行くメンバーもいますし、ショッピングに行くメンバーもいますし。ずっと一緒にいますね。

権八:こういう若い子もサウナなんですね、今……。

LEO:あ、そうですね。結構多いですね。

権八:あ、そう?

LEO:はい。

権八:サウナ、何が良いですか?

LEO:サウナって、僕は最初ダメだったんですけど、メンバーに無理やり連れて行かれて。で、なんかリセットされる感じというか、すごいスッキリするんですよね。体もいい具合に疲れてグッスリ眠れますし。サウナは行かれますか、みなさんは?

権八:僕はね~。まだ、あんまり。

中村:あんまり「ととのう」がわからないんですよね。

澤本:行きますけど、「砂時計が早く落ちないかな……」って、ずっと(笑)。

LEO:ああ~!

権八:苦しいっすよね?

澤本:「アチアチッ!」ってなって。

権八:わかるわかる。

LEO:分数を決めると、すごくやりやすいですよ。僕らは「6分」と決めていて。

澤本:あ、6分でいいんですか?

LEO:「6分で出る」みたいな。で、足りなかったら1、2分増やすとかで。水風呂に入って、体が中から温かくなるまで待って、出て。というのをやっています。

澤本:それを何周かするんですか?

LEO:そうですね。自分のお気に入りのサウナでは3セット行けるんですけど、基本的には大体「もう、いいかな」と思っちゃうことが多いですね。

澤本:ふう~ん!

権八:なるほど~。

「BE:FIRST」としての夢

中村:これはちょっと愚問なんだけど、LEOくんがBE:FIRSTとして成し遂げたい夢とか、こうなりたい、みたいなことは何ですか?

LEO:そうですね。やっぱり、「世界に行く」っていうのはもちろんなんですけど、それも自分たち7人だけではムリなので……。本当に色んな人に協力してもらって、自分たちが誇れる音楽をやって世界に行く。スタッフさんをはじめ、ファンである「BESTY(ベスティ)」のみんな、それから、自分たちに関わってくれる見えない人までを含めて「BE:FIRSTチーム」だと本当に思っているので。その人たちが「BE:FIRSTチーム」で良かったな、って思える瞬間を、ひとりでも、一瞬でも多くつくれたら、それがホントに一番の夢だな、と思いますね。それから、個人的には「表現者」というものが自分には合っているな、と思っています。リリックを書いたり、ダンスを踊ったり、歌を歌ったり。MVで演技をチョロっとするのも楽しかったですし、文章も燃え殻さんから「書いてみなよ」と言われて書いてみたり。フィルムカメラもそうですけど、色んなものを通して表現していきたいな、と思いますね。

澤本:じゃあ、役者さんもやってみたいと前向きに思っていらっしゃるんですね。

LEO:思いますね。今は、メンバーのRYOKIがドラマに出ています。小説や映画もそうですけど、ふつう人間は自分の人生しか歩めないですけど、役者さんなら別の人生を歩めるじゃないですか?

澤本:はいはい。

LEO:そういうのがいいなと思って、憧れますね。だから、RYOKIのことを「うわぁー、いいな。スゲーな!」と思いながら見ていて。MV中も、RYOKIに演技指導してもらって「今のどうだった?」とかやってましたね。

中村:きっと、演技も引く手あまたですよね、このラジオを聴いてるプロデューサーは。

LEO:いやぁ~、素人なのでプロの人たちに向かって「行きたい!」なんて言うのはものすごく失礼だな、とは思うんですけど……。やるからには全力でやりたいな、と思います。

中村:後は、今日話を聞いているだけでも「刺さる言葉」が連発なので、物語とか小説とかもありそうだなって、素人心に思いましたけどね。

LEO:いやいやいや。ありがとうございます。

「あなた」がいてくれるから、今日を生きられる

中村:ファンのことは「BESTY」って呼ぶんですよね?

LEO:はい。

中村:この番組も、今日は「BESTY」の皆さんがいっぱい聴いてくれていると思うんですけれども。良かったら、LEOくんからひと言メッセージを。

LEO:そうですね。自分は不器用なので、皆さんにどれだけ伝えられているかわからないんですけど……。本当に「BESTY」であるあなたがいてくれるからこそ、自分は「音楽をやろう」って思えますし、「今日を生きよう」と思えています。本当に感謝の気持ちでいっぱいですし、将来、自分たちを応援していて良かったな、と思ってもらえる瞬間を一秒でも多くつくろうと思いながら、命をかけて音楽をやっていきます。ぜひ、これからも「BE:FIRSTチーム」でいてくれたらと思います。これからも宜しくお願いします。

一同:(拍手)。

中村:カンペキでしょ、コレ!?さて、残念ながらお別れの時間も近づいてきております。あっという間だったな……。LEOくん、今後のご予定をお願いします。

LEO:はい。4月26日に『Boom Boom Back』も収録されている『Smile Again』というサードシングルをリリースさせていただきます。そして5月4日に「VIVA LA ROCK 2023」に出演させていただいて、翌日の5月5日には「JAPAN JAM 2023」に出演させていただくということで。去年に引き続き、ロックフェスにも出させていただくので、全力で頑張りたいと思います。

中村:はい。コレ、絶対にチェックしてください。

LEO:宜しくお願いします!

中村:はい。というわけで、今夜のゲストは、BE:FIRSTのLEOくんでした。どうもありがとうございました~!

LEO:ありがとうございました!楽しかったです!

(拍手)

〈END〉



 

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