今回はプロスタッフの「車ユーザーが思わず洗車をして車をキレイにしたくなるアイデア」についてのオリエンテーションです。課題詳細ページはこちら。
プロスタッフは、今年で創業105年となるカーケア用品の企画製造販売会社です。
先代の社長が、ガラスの視界不良で追突事故を起こしたことから、ドライバーの視界不良を改善するガラス用製品「キイロビン」を開発しました。現在も販売しているガラスクリーナーです。
当社は、自動車ガラス用ケア製品で業界シェア1位を誇ります。
製品の販売場所は主に、カー用品専門店およびホームセンターとなり、全国で6000店以上の取扱実績があります。
300を越える豊富な製品ラインナップ
当社の代表的な製品としては、前述のガラスクリーナー「キイロビン」があります。雨の日にガラスの乱反射を起こす原因となる油膜を落とすクリーナーで、発売からのロングセラー商品です。
そして、弊社の主力製品がコーティング剤「CCウォーターゴールド」です。
これは、洗車後にスプレーをして拭くだけで艶が出る上、汚れも防止する機能があります。また、クリーナーと艶出しを兼ねた「エックスマールワン」は、洗車機で残った汚れを落としたり、簡単な傷消しをする際にも利用できます。
洗車を楽しむことを前面に打ち出した「アニマル洗車用品」シリーズは、見た目のインパクトもさることながら、子どもと一緒に洗車を楽しめるような使いやすさにもこだわっています。
私たちの製品ラインナップは300を超え、車や用途に応じて幅広く選んでいただけます。自動車用品の専門誌での受賞実績もあります。
若年層ユーザーの新規獲得が課題
現在、日本の人口は減少しているものの、自家用車の保有台数は横ばいとなっています。
その一方で、車を持ちたい若者が減っていること、コーティング洗車専門のサービスが増えているなど、今後は洗車する方の減少が予想されます。
当社のデータによると、一般的な洗車を行う頻度は2〜4ヶ月に1回程度の方が多数派を占めますが、当社の製品ユーザーの場合は、その頻度は週1回〜月1回程度の方が9割ほどを占めています。
また、ユーザー層は50〜60代が多い一方で、30代は少ないことがわかっています。そのため、今後は特に若年層の新規ユーザー獲得が課題です。
“洗車”自体を促進するアイデアを
今回の課題は「車を持つ人が思わず洗車したくなるアイデア」です。
洗車をしようと思った時に簡単に使えて綺麗になるプロスタッフ製品を、ポジティブな気持ちで想起する。そんなアイデアを募集します。
メインターゲットは、たまに洗車はするものの、カー用品自体をよく知らない人です。
ターゲットが当社の製品を使うことで、「カンタンで楽しいから、もっと洗車したい」と感じていただきたいと考えています。具体的には、2~3ヶ月に1回程度の洗車の頻度を、月1回程度の頻度で洗車する行動につなげたいです。
対象ブランドや製品は限定しません。
「洗車をする」行為自体を促進するアイデアをお願いします。
例えば、洗車用スポンジしか持たない方がシャンプーや拭き上げ用クロス、汚れ防止のコーティング剤を購入することで、アイテムの幅が広がり、ステップアップされることを望んでいます。
なお、今回の「洗車」については自宅での手洗いだけでなく、洗車機の使用や内装の掃除まで含む広義のものを指します。
これまで実施してきた施策は、車のイベントや販売店舗での製品の実演、家族参加型の洗車イベントなどです。
情報発信はインスタグラムを中心に、製品の使い方や効果を見せる動画投稿などを行っています。最近では、SNSにおけるモニター企画投稿キャンペーンも実施していますが、まだまだ発信力が弱いのが現状です。
そのため、SNSやウェブ施策も歓迎しますが、購入場所はECではなく実店舗での購入につながるアイデアをお願いします。
注意事項ですが、現在東海地方と一部地域でのテレビCMは行っていますが、全国規模の広告展開は予定していません。
また、リピーターの非常に多い業界であるため、既存のお客様を蔑ろにしないようなアイデアをお願いいたします。
皆様のご応募をお待ちしております。