batonが運営するYouTubeメディア「QuizKnock」で4月1日、厚生労働省提供の動画「【助けてQuizKnock】悪魔スガイが乱入してきて年金講座が進まない」(24分27秒)が公開された。若年層向けに年金制度に関してわかりやすく解説する動画シリーズの第三弾で、公開から約1カ月で再生回数は43万回を超えた。約1万の高評価を得ている。
今回のテーマは「障害年金」と「遺族年金」。これらは若い世代でも受給する可能性があることから、実際の受給金額の例や「障害厚生年金」「障害基礎年金」の違い、受給要件について具体的に学ぶことができる。
さらに「新社会人が入社して1か月後に障害を負ってしまった例」などを具体的に挙げて紹介。受給要件を満たす継続的な納付はもちろん、受給するためには申請が必要であることを呼びかけた。
出演はQuizKnockのふくらP、伊沢拓司、東問、ノブ、須貝駿貴。悪魔に扮した「スガイ」が乱入し、堅苦しくなりがちなテーマにエンターテインメント性を加えて最後まで見てもらえるような内容に仕上げた。
厚生労働省では若年層に向けた年金制度の広報が課題となっており、QuizKnockとの動画制作は今回が第三弾となる。同メディアが持つコンテンツ力を活かして理解を促すことが狙い。
YouTubeのコメント欄では「仕事の関係で年金の勉強が必要だから、QuizKnockでやってくれるのはありがたい」「最近20歳になって仕組みを調べてみたけどよくわからなかったからすごく助かる」「QuizKnockじゃなかったらこんなに年金の話をちゃんと聞こうとは思わなかった」といった声が。
さらに、20代で実際に障害年金を受給しているという視聴者からは「これまできちんと保険を払っていてよかったとこの動画をみて改めて思いました」というコメントや、「実際に年金事務所に足を運ぶきっかけになった」といったコメントが寄せられている。