日宣は、プロモーション・コミュニケーションサービス全般を扱う総合広告会社。2017年2月にジャスダック上場を果たした(現在は東証スタンダード)。ビジョンとして、「コミュニティ・エコシステム・カンパニー」を掲げ、マスでも個人でもない「コミュニティ」を起点としたマーケティングを目指している。
同社は、200種類以上におよぶ宣伝会議の教育講座から、選りすぐった任意の講座を受けることができる研修メニュー「宣伝会議 スタンダードトレーニング」を採用している。人材育成を担当する三上千沙氏に受講の動機と受講の内容を実務にどう活かしているのかについて聞いた。
—— 業務内容について教えてください。
三上:ピープルサクセス部という、他社の「人事部」にあたる部門で、私は新卒採用や、全社のキャリア開発および能力開発などを担当しています。
—— 受講の動機を教えてください。
三上:当社は長年にわたってお付き合いのあるクライアントが多く、経営に関わる領域から、マーケティング領域、営業販促領域まで幅広くご相談を受けることがあります。向き合うのはマーケティング担当者のみならず経営層も含まれ、対等にコミュニケーションを取れる能力が求められます。
そのような状況を踏まえ、主に新卒・第2新卒で入社した社員に対して、マーケティングや広告領域の基礎をしっかり身に着けてほしいと考え、宣伝会議様へご相談させていただきました。
「スタンダードトレーニング」は限られた予算の中で、多くの社員に学びの機会を提供できると思い、導入を決めました。
—— 皆さんはどのような講座を受講しましたか。
三上:今回、対象社員には「広告ビジネス基礎講座」「宣伝・広告基礎講座」「プロモーション・プランニング実践講座」の3講座を受講してもらいました。先ほども話しましたが、新卒社員や第2新卒社員に広告ビジネスの土台のスキルを身に着けていただくことが目的でした。
「広告ビジネス基礎講座」「宣伝・広告基礎講座」は、新卒社員に対して受講をお願いしています。自分自身がどんな役割で、どんな仕事をすることになるのかを配属前に理解してもらうために受講してもらっています。
「プロモーション・プランニング実践講座」は社会人2~5年目の社員に受講してもらいました。クライアントのニーズをうまく引き出し、自ら戦略を立案、クライアントに提案して自分の仕事を増やしていく、そのような経験を積んでもらいたく、受講をお願いしています。
—— 受講で得た知識はどのように活かしていますか。
三上:受講後は講座ごとに共有会を行いました。少人数のグループに分けて、学んだことをそれぞれシェアすることにより、新しい気づきを見出すことを狙いとしています。
「コミュニケーション戦略講座」の受講生からは、「今の自分の仕事に当てはめて考えることができ、かつ、今の仕事をより俯瞰的に見ることができるようになった。今の仕事に対する目線が上がった」という感想がありました。
一方で新卒社員に関して言えば、配属前にマーケティングや広告ビジネスの基礎を学べているので、最初の立ち上がりがよくなったように思います。
—— 今後の人材育成について考えていることは。
三上:当社は「人の成長の総和が会社の成長になる」という考えのもと、全社員のキャリア支援・能力開発をより強化していきたいと考えております。
今までは、初めて社会に出る新卒入社の社員を中心に育成支援してきましたが、今後は、全社員に対して、自律的なキャリアを描き、それを叶えるためのより専門性が高まるような支援を行っていきたいと考えています。今後も宣伝会議様の講座を活用したいと考えています。
「宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング」でした。
マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場いたしました。
<宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング 概要>
・教育講座196万円相当のカリキュラムが50万円で受講可能。
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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:info-educ@sendenkaigi.co.jp