サントリー食品インターナショナルは、ナチュラルミネラルウォーター「サントリー天然水」の新テレビCM「未来のためにできるかな?」篇のオンエアを4月17日から開始した。
同社では、「サントリー天然水」2Lペットボトルにおいて、飲み終わった空容器が、約6分の1のサイズまで小さくたたむことができる新容器を開発。4月上旬から発売を開始している。新CMでは「未来のためにできるかな?」というテーマのもと、布袋寅泰さんと芦田愛菜さんが、このペットボトルをつぶしてたたんでいくアクションに挑戦する。
その後、CMの舞台は住宅街の一角へ。小さくたたまれたペットボトルの袋を見て、収集作業員役を演じるティモンディの高岸宏行さんと前田裕太さんが「助かるわ~!」とうれしそうな表情を浮かべる。
ラストは、ギターを手にした布袋さんと、たたまれた2Lペットボトルを持つ芦田さんの2人が並んで、「未来のためにできるかな?」と呼びかける。
国内の清涼飲料の中でNo.1のシェアを持つ「サントリー天然水」ブランド。常に未来を想い、大自然と人々の暮らしと気持ちに寄り添う存在でありたいと願うブランドとして、今回の2Lの「たためる新ペットボトル」は、まさにそれを体現するものだ。
「大容量は便利だけれど、気になるのは飲み終えたあと。家の中でも嵩張らない、回収に出す時も小さくできたらより良いリサイクルにつながりいろんな人が助かるのに、という世の中の気持ちに応えたものです。折り紙のようにたためて、なんと6分の1になる!?で、クリエイティブチームみんなでやってみました。全員難なくできたと思いきや、自他共に認める不器用なCD一人だけなかなかできない。この時、“できるかな?できるといいね”というワードが浮かび、当然のように『できるかな?』のテーマソング。で、企画の骨子が生まれました」と、クリエイティブチーム。
今回のCMで、キーになったのがキャスティングだ。
「ボトルと格闘する姿がチャーミングに伝わるのは誰か。その答えが、きっと上手くできる芦田愛菜さんを指南役に。一方、ペットボトルと格闘する姿がきっとニュースになりそうなロックな布袋寅泰さん。おかげさまで、とてもポジティブでユニークな映像ができました」(クリエイティブチーム)
そして、『できるかな?』のテーマソングにあわせて、今回CMに登場するコピーなどを切り文字で表現している。
「未来のためにできるかな?ということで圧倒的なクラフト感とやさしさ感が欲しく、タイポグラフィーを切り文字でデザインしました。フォトグラファーの杉田知洋江さんがそれをみて“カラーセロファンで切って撮影しましょう!”と提案してくれたので、なんと文字は全部撮影したものなんです。2色のセロファンを重ねた部分が微妙にずれているのがとてもいい感じになり、軽やかでペコリとやってみたくなるような楽しいトーンになったと思います」(クリエイティブチーム)
芦田さんがかぶっている帽子も、今回のために天然水ブルーで制作。「似合いすぎてスタッフ一同絶句するくらいチャーミングなスタイリングになりました」という。
CMオンエア後、布袋さんと芦田さんというキャスティングとともに、ペットボトルが6分の1まで小さくなるということにも注目が集まった。
「やはり、なんとかならないかと思っていた方が多かったようで、18番組・900以上のサイトで取り上げられるなど、とてもたくさんのメディアの方にも取り上げてもらえました」(クリエイティブチーム)
なお、サントリーでは、「未来のためにできるかな? 2L たたみ方動画」も公開している。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+MR_DESIGN+(つづく)+blender
- CD
- 岡ゆかり
- CD+企画
- 東畑幸多
- C+企画
- 太田恵美
- AD+企画
- 佐野研二郎
- AD+D
- 香取有美
- 企画
- 水本晋平
- Pr
- 吾郷マキ、北原祐二
- PM
- 岡史哲
- 演出
- 牧鉄馬
- 撮影(CM)
- 内田将ニ
- 撮影(グラフィック)
- 杉田知洋江
- 照明
- 米井章文
- 美術
- 櫻田高史
- ST(布袋寅泰)
- 井嶋一雄
- ST(芦田愛菜)
- 浜松あゆみ
- ST(ティモンディ)
- 細見佳代
- HM(布袋寅泰)
- 原田忠
- HM(芦田愛菜)
- 板倉タクマ
- HM(ティモンディ)
- 七絵
- ロケCRD
- 及川勇樹
- 編集(オフライン)
- 阿部直子
- 編集(オンライン)
- 清水六郎太
- CG
- 山田大樹
- カラリスト
- Brandon Chavez
- MIX+録音
- 増冨和音
- CAS
- 切明畑力、西郡健太
- 出演+NA
- 布袋寅泰、芦田愛菜、ティモンディ
- 音楽
- 山田勝也