大塚製薬は5月10日から、同社が展開する繰り返し使える「ポカリスエット リターナブル瓶 プロジェクト」のWeb動画「スカフィンの歌」を公開している。
ポカリスエットを飲んだ子どもとリターナブル瓶の「瓶くん」が回収ボックスにたどり着くまでの山あり谷ありのストーリーを、アニメーター 土屋萌児氏による切り絵アニメーションで表現した。作詞・作曲や歌を中村佳穂が、演出をKing GnuのMVなどを手がける映像作家/アートディレクターのOSRINが担当している。
「スカフィン」とは瓶が繰り返し使用されることで刻印されていく線のことだ。
同社では2022年7月から「イオン」や「イオンスタイル」にて、飲んだ後に繰り返し使える「ポカリスエット リターナブル瓶 250ml」を販売中。循環型ショッピングプラットフォーム「Loop」を活用していて、使用済みの瓶は店頭に設置したLoop専用返却ボックスを利用して回収。洗浄、再充填を行い販売している。
「当社の循環型社会実現に向けた容器包装や回収システムの開発などの取り組み、そして『未来のために今できることを考えよう』という想いをより多くの皆さまに知っていただくために、動画の制作に至りました」と大塚製薬 ニュートラシューティカルズ事業部 宣伝部次長 上野隆信氏。
映像の制作には約4カ月半を費やした。
企画を担ったのは、「ポカリスエット」のブランド広告を担当してきた、なかよしデザインのクリエイティブディレクター 正親篤氏。
「アニメーション担当の土屋さんの、突出した圧倒的で狂気的とも言える表現。丁寧に時間をかけて物をつくるということは、実はそれだけで人の心を動かすのだなという気付きもありました。リターナブル瓶の取り組みに対して理解や共感をした上で、土屋さん、OSRINさん(演出)、中村さん(音楽)の3人が心を込めながら定着に向けて進んでいき、3人の仕事への姿勢がリターナブル瓶という商品のあり方とうまく重なったように思います」と振り返った。
制作の背景を追ったメイキング動画も同時に公開されている。
スタッフリスト
全体
- 企画制作
- 電通+なかよしデザイン+SPOON
- CD+AD+企画
- 正親篤
- C
- 磯島拓矢
- CPr
- 豊岡将和
- Epr
- 大桑仁
- Pr
- 小松圭介
- PM
- かけいなみ
- 演出
- OSRIN
- アニメーション
- 土屋萌児
- カラリスト
- TOSHIKI KAMEI
- カラータイマー
- 廣瀬亮一
- 編集(オンライン)
- 泉陽子
- 作詞+作曲+歌
- 中村佳穂
- 作曲+音楽Pr+MIX
- MASAHIRO KITAGAWA
- 録音+MIX
- 奥田泰次
- MIX
- 清水天務仁
- PRプランナー
- 横川愛未
- AE
- 小杉和香