Q1. Twitterでも積極的に発信されているかと思います。SNSの価値とはどのようなものだと思いますか?
TwitterなどのSNSは、発信だけでなく情報の集約装置にもなります。大使館では日本国内で起こっているジョージアの情報を日々集めていますが、それでもすべての情報を追い切れるわけではありません。
フォロワーの皆さんは、私がジョージアに関する情報を集めていることを知ってくださっているため、Twitterのリプライで見つけた情報を共有してくれています。例えば、『日本のある地域でジョージアの名産品を扱ったイベントが開催されている』『テレビでジョージアが紹介されていた』といった情報などです。このような情報はとても重宝しています。
Q2. レジャバさんにとって、「言葉」の魅力とは?
ジョージアには独自の言語と文字があり、それがジョージア人にとっては大切なアイデンティティのひとつになっています。
また、ジョージアの13世紀の有名な詩の中に「複雑なものをコンパクトに、簡潔に伝える」という教えがあり、ジョージアでは子どもの頃からこの教えを聞いて育ちます。これは、広告などのキャッチコピーと通ずる考え方ではないかと思っています。いかに簡潔な言葉で適切に伝えられるか、そこに言葉の魅力を感じます。日本には“言霊”という考えもあると思いますが、言葉には秘められたパワーがありますよね。
ティムラズ・レジャバさんのインタビュー記事は、月刊『宣伝会議』2023年6月号に掲載。
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