5月27日は「ワールド・マーケティング・デー」 フィリップ・コトラーが宣言

 

近代マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラー博士の発案により設立されたコトラー・インパクトは、5月27日を「ワールド・マーケティング・デー(国際マーケティングデー)」に指定したと発表した。

ワールド・マーケティング・デーは、マーケティングの重要性を強調し、マーケティングの専門職に対する誇りを促進することを目的として制定された。世界教師デー、国際看護師の日、世界報道自由デーやボス(上司)の日などと並び、世界中のマーケティングコミュニティ、同僚、パートナーを迎えて讃え合い、マーケティングの力でより良い未来を創造していくことを誓い・祝う日とするという。

5月27日は、コトラー氏の誕生日。ワールド・マーケティング・デーを宣言する動画内で同氏は「デジタル技術によって、モバイル化・グローバル化が進む今日、経済的引力の中心も西から東へとシフトしてきている。しかし、ビジネスの仕方や経済システムが変換し続ける本日においても、マーケティングの基本は変わることはない。マーケティングは、より良い未来を創造していくために、最も重要な分野である」と語っている。なお、1931年生まれのコトラー氏は今年で92歳となった。

コトラー・インパクトの理事会は、毎年この日にCSRイニシアチブ(構想)を発表することも決定した。今年は、11月6日と7日に開催するeWMS(eWorld Marketing Summit)において、世界中の学生に1000万枚の無料チケットを提供する。同イベントは昨年のオンラインによる開催で世界各国から総計5000万人のマーケターや経営者・学生が参加。今年は倍の1億人以上の視聴者を見込んでいる。




 

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