千葉大と共同開発した「お~いお茶 〇やか」のCM 曽田陵介と松本怜生が出演

伊藤園は5月29日、「お~いお茶」ブランドの新商品「お~いお茶 〇やか(まろやか)」を発売した。発売に合わせて5月21日からはWebCMを、5月29日からはテレビCMを始めている。

テレビCM「やすまろまるまろ」篇(15秒)。曽田陵介と松本怜生が出演している。

本商品は、「若者の心をお茶色に染める」をテーマに千葉大学 デザインマネージメント研究室と共同して取り組む、「若者プロジェクト(共同研究)」から生まれたもの。このプロジェクトは、若者は日常の休息シーンにどのようなお茶を必要とするかを、「飲用シーン」「香りや味わい」「茶畑や工場での実地体験」といった視点で取り組むものだ。プロジェクトを通して若者の傾向を捉え、「さわやかな香りとまろやかな甘み」と「若者の価値観」をキーワードに製品を開発した。

CMでは、平安時代からやってきた「曽田安麻呂(そたのやすまろ)」と「松本丸麻呂(まつもとのまるまろ)」が令和の若者を体験すると、情報があふれ、つながり続ける世界に困惑するというストーリーだ。そんな若者の忙しない日常をちょっとひと休みする、リラックスタイムに「お~いお茶 〇やか」を提案。「お~いお茶 〇やか」で「ちょっとやすまろ、ちょっとまるまろ」というメッセージをゆるい音楽にのせて伝えている。

今回のCM企画について、伊藤園 広告宣伝部の飯尾海氏は「企画に際しては、『お〜いお茶 〇やか』の世界観を通して、『まろい』文化を創造したいとお伝えしました。忙しい日常から解放される、ゆるくてまったりとした肩の力が抜けるような世界観で、今回の商品を表現していただけたと思います」と話す。

WebCM「まろラップ」篇(30秒)。

CM企画を手がけたのは東急エージェンシー クリエイティブディレクター・松村雅史氏。同氏は今回のCMについて「お茶離れが進み、お茶と水さえも同じように捉えている“令和の若者”に対して、どのような商品価値を伝えれば身近に感じて飲用してもらえるのか、そこを明らかにして表現する点に最も注力しました。『お~いお茶 〇やか』の商品開発から携わった千葉大学の学生に対して、表現についてもインタビューやヒアリングを行うなど、実際の“令和の若者”とともに試行錯誤しながら制作を行いました」とコメントしている。

伊藤園は今後、若者とお茶をつなぐイベント企画なども展開する予定だ。

スタッフリスト

企画制作
東急エージェンシー+アラテ+パラゴン+COURT+デルフィー
CD+企画+C
松村雅史
AD+D
鈴木淳平
STPL
尾形明人、橋本健太郎
CPr
土田正子
Pr
横井佑二、宮田浩人、馬場奈津子
PM
山口琳音
演出
田中聡
撮影
松石洪介
照明
竹本勝幸
美術
高橋努
アニメーション
伊藤了太郎、斉藤悠実
編集
酒井よう(オフライン)、北嶋順(オンライン)
カラリスト
長谷川将広
音楽
吉川太郎
MA+MIX
村上祐司
ST
田中寿希
HM
いたつ
PRプランナー
平井雄也
デジタルメディアプランナー
早川晃二
デジタルプロモーションプランナー
荒井早紀、臼井奎太
CAS
舛屋樹里、古賀正子
AE
木村雄介、吉松直樹、佐々木真浩、向原一平、山﨑祥大、木元孝汰
出演
曽田陵介、松本怜生

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター


 

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