AOI Pro.によるプロジェクト「地域の魅力を映像にしよう!〜撮り旅〜」に熊本県立大学の学生が参加し、熊本県の魅力を伝える映像5本が完成した。映像は「撮り旅」のYouTubeチャンネルにて公開されている。
本プロジェクトは、ANAホールディングス運営の「旅と学びの協議会」内でAOI Pro.が立ち上げたもので、旅先で感じた地域の魅力を学生が映像にまとめることで観光PRに活用し、地域活性化を目指す。愛媛県・松山大学にて2022年春に実施したトライアルを皮切りに、愛媛県・今治明徳短期大学、長野県駒ケ根市の高校、東京都・昭和女子大学で実施し、映像制作における企画・撮影・編集方法などのノウハウを学生に提供してきた。
今回は熊本県立大学 総合管理学部の2年次~3年次の学生が参加し、津奈木町、山都町、八代市、水俣市、人吉市の5カ所で撮影を実施。同大学の情報デザイン論の特別講義で、AOI Pro.社員による映像業界や広告映像の制作工程の紹介と、成果発表を行った。
参加した学生からは、「大変なこともあったが、それ以上のやりがいや楽しさがあった」「地域の知らなかった魅力を発見できた」「映像制作に面白さを感じ、プロジェクト終了後もカメラ機材を使って撮影している」などの声が聞かれたという。
「旅と学びの協議会」は、ANA ホールディングスが大学教授や研究者らとに2006年に設立した任意団体。教育工学・幸福学・観光学の視点から旅の効用を科学的に検証し、次世代教育の一環として旅の活用を提言することを目的に活動している。