日本広告制作協会(OAC)は5月25日の定例総会と理事会を経て、佐藤文則理事長が退任し、後任にクリエイティブディレクターで元味の素クリエイティブ統括部長の名久井貴詞(なくい・たかのぶ)氏が就任した。
名久井氏は1958年青森県八戸市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、1983年味の素入社。企業内クリエイターとして、パッケージデザインの開発やテレビCM・新聞・Webなどの広告全般の企画・制作に携わり、2008年から2013年まで、同社クリエイター初の海外赴任となるタイ・バンコク駐在を経験した。
2017 年には、クリエイティブ統括部⾧として味の素のグローバルコーポレートロゴデザインを制作し、世界一斉に改定を実施した。2021年に味の素退社。現在はクリエイティブディレクターとして、また大学での講師活動も行っている。