Z総研は6月5日、全国のZ世代(13歳~26歳)950名を対象に実施したインターネット調査の結果から、「Z総研2023年上半期トレンドランキング」と「ネクストトレンド予想」を同時に発表した。2023年上半期のトレンドを、「言葉」「食べもの・飲みもの」「俳優・女優」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「アーティスト」などに分類した。
「流行ったコト・モノ」では、「ちいかわ」が1位に。マンガにおいては、1話目で主人公が転生する「推しの子」や2話で仲間が脱落する「ブルーロック」などがランクインするなど、「タイパ」を重視するZ世代ならではのストーリー展開の速さが、選ばれた理由。その中でも、共感を得られるストーリー性や、“エゴイスト”にフォーカスした今までにない斬新さがZ世代の心に刺さったと分析している。
10円なのに10円で買えない「10円パン」や、2次元なのに食べられる「2Dケーキ」などの“ギャップグルメ”は、TikTokやInstagramのリールで紹介され話題に。
コスメに関しては、マスクの着用が自由になったことなどから、リップなどのアイメイク以外の商品の人気が高まった。
そのほか「言葉」や「曲」、「YouTubeチャンネル」などのトレンドランキングは以下の通り。
同時に発表した「ネクストトレンド予想」では、好意を抱く相手に対して冷めることである「蛙化現象」の対義語として生まれた「蛇化現象」など、ポジティブな言葉が挙げられた。