「蛙化現象」が第1位に 2023年上半期インスタ流行語大賞発表

流行先取りメディア「Patrel(ペトレル)」は6月12日、「インスタ流行語大賞」と「部門別インスタ流行語大賞」を発表した。

その年に話題・流行となったモノやコト、人物を表彰するもので、「2023年上半期インスタ流行語大賞」はInstagramでの投稿数やトレンドの先取り感を独自に選定。「2023年上半期部門別インスタ流行語大賞」は、Petrel公式Instagramアカウントの10代・20代女性を中心としたフォロワーを対象にした調査に基づいて選定した。

実データ グラフィック 2023年上半期のインスタ流行語大賞第1位は「蛙化現象」。
2023年上半期のインスタ流行語大賞第1位は「蛙化現象」。

インスタ流行語大賞第1位に選ばれたのは、「蛙化現象」。この言葉は、これまで好きだった人が振り向いてくれたにもかかわらず、相手のことを気持ち悪いと感じてしまう現象のこと。「蛙化」の由来は、グリム童話の「カエルの王様」から。若者の間では、好きな人や気になっている人の些細な行動で突然気持ちが冷めてしまう現象という意味で使われている。

実データ グラフィック 第1位は目黒蓮、第2位は平野紫燿に。
第1位は目黒蓮、第2位は平野紫燿に。

あわせて発表された「部門別インスタ流行語大賞」の「芸能人部門」では、ジャニーズ事務所所属のアイドル「目黒蓮」が第1位に。Snow Manのメンバーで、俳優やモデルとしても活動しており、第46回日本アカデミー賞で新人俳優賞と優秀助演男優賞を受賞した。

実データ グラフィック 第1位~第4位までは「2022年インスタ流行語大賞」の同部門と同様の結果に。
第1位~第4位までは「2022年インスタ流行語大賞」の同部門と同様の結果に。

「YouTuber・TikToker部門」の第1位は、“トウシンダイ幼馴染ツインズ”として活動するYouTuberの「むくえなちっく。」。大食い・爆食いなどの「モッパン動画」やリアルな「あるある」ネタ動画が人気の女性2人組で、チャンネル登録者数は110万人を突破(2023年6月現在)した。

そのほか、「アーティスト・アイドル部門」で「Snow Man」、「流行語部門」で「オッケーカフ」、「もの・こと部門」で「BOYS PLANET」が第1位となった。

実データ グラフィック 第2位には、「King & Prince」がランクイン。
第2位には、「King & Prince」がランクイン。
実データ グラフィック 第1位の「オッケーカフ」は、オッケーポーズで耳を挟む、Snow Manの向井康二さん考案のポーズ。2022年12月に発表した流行語部門のランキングとはまったく結びつかない結果となり、若者の流行語はアップデートのスピードがかなり早いことが今回の調査からも伺える。
第1位の「オッケーカフ」は、オッケーポーズで耳を挟む、Snow Manの向井康二さん考案のポーズ。2022年12月に発表した流行語部門のランキングとはまったく結びつかない結果となり、若者の流行語はアップデートのスピードがかなり早いことが今回の調査からも伺える。
実データ グラフィック 第1位になったのは2023年2月からABEMAにて日韓同時放送されたMnetのグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET(ボーイズプラネット)」通称「ボイプラ」。2021年頃から活発になっているオーディション番組ブームは今年も継続している様子。今年4月からテレビアニメが放送開始され、話題沸騰中の『推しの子』は第2位に。
第1位になったのは2023年2月からABEMAにて日韓同時放送されたMnetのグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET(ボーイズプラネット)」通称「ボイプラ」。2021年頃から活発になっているオーディション番組ブームは今年も継続している様子。今年4月からテレビアニメが放送開始され、話題沸騰中の『推しの子』は第2位に。

調査における有効回答数は以下のとおり。

部門別インスタ流行語大賞:芸能人部門:n=113/YouTuber・TikToker部門:n=128/アーティスト・アイドル部門:n=368/流行語部門:n=56/モノ・コト部門:n=85

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