6月19日、フランス・カンヌにて、70回目となるカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルが始まった。
今年は、日本から9人の審査員が参加し、審査を行う。
また、連日講演も予定されており、電通からは、CMプランナーであり映画監督でもある長久允氏、カンヌ国際映画祭に出品された『PERFECT DAYS』にも出演したアオイヤマダ氏、愛印のディレクター 白戸秀明氏が、ミュージカル「Voice of Creativity」を披露。
博報堂からは、「Unimagined Cultural Solutions – A Global Journey into The Next Creativity」というテーマで、同社執行役員 インターナショナル・チーフ・クリエイティブ・オフィサーの木村健太郎氏、カナダのクリエイティブエージェンシー Sid Lee Internationalでグローバル チーフデジタルオフィサーを務めるKristian Manchester氏、米国のコミュニケーション会社Godfrey Dadich Partners のエグゼクティブ・プロデューサー、 Paula Chowles氏が登壇する。
資生堂の講演では、資生堂ジャパンのチーフデジタルオフィサー 笹間靖彦氏、資生堂グローバルのチーフデジタルオフィサー Angelica Munson氏、アクセンチュアソングのマネージングディレクター 枩崎由美氏が登壇。講演テーマは「When D&I Informs All Decisions, Not Just the Marketing Ones」となっている。
また、日本経済新聞社のセミナーには、アーティスト 小室哲哉氏が登壇。ライブパフォーマンスを行う。
各部門で日本から参加する審査員は以下の通り。
Industry Craft
・President(審査委員長):八木義博(電通)
Creative Commerce
・小田健児(電通)
Design
・ジャスティナ・ズンズン・チャン(博報堂)
Entertainment Lions for Music
・松宮聖也(Black Cat White Cat Music)
Film Craft
・小川信樹(電通クリエーティブX)
Innovation
・細田高広(TBWA\HAKUHODO)
Mobile
・田中直基(電通)
Pharma
・Alice Choi(IPG Health)
Entertainment Lions for Gaming
・本山敬一(SIX)
ショートリスト審査員
Brand Experience & Activation
・石原和(マッキャン・ワールドグループ)
Film
・金箱洋世(電通)
Media
・平井孝昌(ADKマーケティング・ソリューションズ)
Social & Influencer
・小山真実(電通)
フェスティバルの開催は、6月23日まで。
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