ユニクロUTがコンセプト刷新、グローバルOOHで「カルチャーとの共存」宣言

ユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」が2023春夏コレクションから、“カルチャーとの共存”を打ち出した新コンセプト「WITH UT」をスタートさせた。4月からブランドキャンペーンを開始し、国内外で人気コンテンツと融合したOOHや店頭展開を実施してきた。


写真 風景 大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」内のデジタルサイネージに掲出された新ブランドのOOH。
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」内のデジタルサイネージに掲出された新ブランドのOOH。

キャンペーンでは『進撃の巨人』『ドラゴンボール』『新世紀エヴァンゲリオン』などとのコラボ商品を店頭・オンラインにて発売。OOHも「様々なカルチャー“WITH UT”」をテーマとし、国内では4月24日から5月14日にかけて東京・大阪・名古屋・札幌・博多に掲出した。

海外でも同時期にフランス・フィリピン・インドネシアでOOHを展開したほか、12カ国で店舗ファサードも順次掲出されている。


写真 風景 原宿のURAHARA WILD POSTINGに掲出されたOOH。


写真 風景 東京メトロ半蔵門線「渋谷駅」内の55ストリートビジョンに掲出されたOOH。
原宿のURAHARA WILD POSTING(上)と東京メトロ半蔵門線「渋谷駅」内の渋谷55ストリートビジョンと渋谷プレミアムセット(下)で掲出されたOOH。

UTは2003年に「ユニクロTシャツプロジェクト」としてスタートして以来、世界のアート、キャラクター、企業やブランドとのコラボレーションを展開してきた。2007年には佐藤可士和氏を迎え、2012年には銀座店に世界最大の「UT」フラッグシップストアをオープンしている。

新コンセプトの「WITH UT」には、これまで「UT」がTシャツを通して発信してきたカルチャーをさらに盛り上げ、「カルチャーとともに歩んでいく」という思いが込められている。

ユニクロの日本マーケティング部によると、今回の広告展開は同ブランドで重要視しているリアルな体験の付加価値とそこからの拡散性を狙いとしている。「クリエイティブは世界中の誰が見ても理解できるグローバルなカルチャーをメインにしました。『UT』が持つ驚き、ワクワク感を表現するとともに、回復傾向にあるインバウンド需要にも対応して展開しました」(同社)。

また、ユニクロ公式YouTubeではUT着用モデルを務めるスケーターやダンサーのインタビュー動画も公開。それぞれ自身にとってのカルチャーの価値について語っている。


スタッフリスト

企画制作
SAMURAI
CD
佐藤可士和
AD
石川耕

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター


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