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【特集】「仕事を奪う」は本当か
生成AIの隆盛とクリエイターの未来
ChatGPTや画像生成など、ジェネレーティブAI がグローバルで席巻し、クリエイティブに限らずあらゆるビジネスシーンで導入が進んでいる現在。一方で法的・倫理的な側面から問題点が浮上し、規制に動く国や地域もありますが、活用やルールの制定においては議論が続きそうです。
その中で生じているのが「AI がクリエイターの仕事を奪うのでは?」といった論点。
広告コミュニケーションの企画制作においてポジティブに活用される可能性もあれば、既存のクリエイティブ従事者にとっては脅威となるのでは――?そのような流れに対し、制作の現場で今起きていること、また問題が生じていることとは。
先行してトライアルを重ねているプロジェクト事例も交え、未来のAI とクリエイターの関係を考えていきます。
特集のトピック
01. CASE STUDY
▼大日本除虫菊/キンチョール「ヤング向け映像」
(電通 Creative KANSAI グループ・クリエーティブ・ディレクター 古川雅之、同 アートディレクター 茗荷恭平)
▼KDDI/αU「もう、ひとつの世界。」
(KDDI 事業創造本部 副本部長 中馬和彦、VML & Ogilvy Japan エグゼクティブクリエイティブディレクター 有川泰志。
▼近畿大学「上品な大学、ランク外。」
(電通 第6CRプランニング局 クリエーティブディレクター/コピーライター 佐藤朝子、同 CMプランナー/コピーライター 福居亜耶、電通 第3 ビジネスプロデュース局 ビジネスプロデューサー 大西和博)
▼櫻坂46『Start over!』
(電通 zero CMプランナー/コミュニケーション・デザイナー クドウナオヤ、同 アートディレクター 柴谷麻以、電通 アートディレクター 辻岡翔、Think & Craft テクニカルディレクター 村田洋敏、アマナ レタッチャー 新井レン)
02. 調査
▼クリエイターのAI 活用実態調査 262人の答え
AI の活用実態について、匿名のアンケート調査を実施(有効回答:262)。実際に導入しているツールや活用可能性、ルール整備の状況、自身の仕事の在り方に関わる期待から不安まで、本音を交えレポート。
03. 座談会
▼広告会社が挑む
クリエイティブ力を拡張するAI の使い方
・児玉拓也(電通グループ)
・柴山 大(アイレップ・博報堂テクノロジーズ)
・毛利真崇(サイバーエージェント)
04. OPINION
▼渋谷慶一郎/音楽
「『世界は言葉でできている』アンドロイドとの共創で見えたもの」
アンドロイド・オペラ『MIRROR』
▼一ノ瀬京介/映画
「AI vs AIの議論を描く実験的映画 人間とAIの境は?」
映画『SINGULA』
▼橋本祐樹・リョウマツモト/ファッション
「AIによるデザインを人は見抜けるか?」
「YUKI HASHIMOTO」×「プロトタイプ」
▼手塚 眞・栗原 聡/漫画
「手塚治虫のあの名作で検証、AIと共に挑む“新作”づくり」
「TEZUKA2023」プロジェクト
05. REPORT
▼「グローバル事例に見る 未来の可能性」
志村和広(電通)
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