「観戦やない、参戦や。」阪神ファンの球団愛を表現した交通広告が商品化

阪神電気鉄道は6月27日から、阪神甲子園球場内で阪神タイガースファンの声援を代弁するタオル「超絶怒涛の阪神応援タオル」の発売を開始した。球場内にあるラウンジ「docomo LOUNGE KOSHIEN」のプロモーションの一環で、今年3月に阪神電車の一部車両を、阪神タイガースファン心の叫びを言葉にした「猛虎魂」広告でジャック。「観戦やない、参戦や。」「ライトスタンド、皆兄弟。」など、今回のタオルに書かれている言葉も、この広告で使用された一部が採用された。

3月に掲出された中吊り広告(左)と商品化したタオル(右)。

2024年に100週年を迎える甲子園球場。新しいファン層の獲得の重要性を感じ、20~30代層や野球観戦に馴染みのない人への集客を目的に、2022年に「docomo LOUNGE KOSHIEN」をオープンした。ラウンジ利用と阪神タイガースファンの聖地とも呼ばれるライトスタンド席の観戦がセットになったチケットの販売を行い、新しい野球観戦のスタイルを提案している。

このラウンジのプロモーションの一環で、2023年3月7日~14日の期間には、阪神電車の阪神大阪梅田駅から山陽姫路駅間と、神戸三宮駅から近鉄奈良駅間を走る一部車両の広告ジャックを実施。「生まれ変わっても虎党や。」や「1歳のときから甲子園に来てんねん。」など、阪神タイガースファンの球団愛を表現した言葉70種以上を掲出。中吊り広告を見たファンから、SNSを中心にグッズ化希望の声が多く集まった。

全5種類、1枚1500円で「docomo LOUNGE KOSHIEN」で発売している。

写真 実データ 阪神ファンタオル

 

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