サブウェイ、セルフオーダー導入の新店 店舗デザインも日本独自にアレンジ

日本サブウェイは7月5日、有明エリアに新店舗「TFT有明店」をオープンする。同店舗では、新店としては初めて「セルフオーダーシステム」を導入予定。新規の来店者がスムーズ、かつ自分のペースで注文体験を実現することが可能となる。

パース・イメージ 店舗・商業施設 新店舗「TFT有明店」

これまでの同社最大の特徴は、消費者自身が直接店員にオーダーし、自由にトッピングをカスタムオーダーした商品を楽しめる点だった。しかし一部の利用者からは、特徴であるトッピングの選択や店員へ直接オーダーするシステムに対して「初めての来店では、注文方法がわからない」「注文が複雑そうに感じ、利用を控えてしまう」といった声があったという。

そのため、サブウェイではオーダーのハードルを下げるべく、以前から既存店の数店舗でセルフオーダーシステムをテスト導入していた。今回は、新店舗の開店時点からの導入として初めてとなる。

同社の担当者は、今回の新店舗開店について次のように話す。

「今回の出店は、国際展示場などの大規模な施設が立ち並んでいる有明エリアを選びました。全国から様々な方が訪れるこのエリアにおいて、セルフオーダーシステムを導入することは、当社の新たな価値を認知してもらうための大きなチャレンジです。まだ、テスト導入の段階ではありますが、将来的には全国展開できるよう取り組んでいきたいと考えています」(担当者)。

さらに今回、日本独自の店舗デザイン「ジャパン・フレッシュ・フォワード」の展開も発表。同デザインは2019年から展開している世界共通の店舗デザインを、日本の文化を取り入れてアレンジしたものだ。

パース・イメージ 店舗・商業施設
新たな店舗デザイン「ジャパン・フレッシュ・フォワード」を取り入れた「TFT有明店」の外観イメージ。

壁紙には伝統的な工法「墨漆喰」を使用し、日本の伝統色である若草色や菜の花色などをブランドカラーに採用。日本人にとって親しみやすいデザインと、来店時の快適な店舗空間を目指していくとしている。

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