ニホンモニター(東京・港)は7月1日、2023年1月~6月のCM出稿状況を対象にした、「2023上半期タレントCM起用社数ランキング」を発表した。2023年の上半期でCM起用社数が最も多かったのは、19社で川口春奈。常にランキング上位に名を連ねる常連組だったが、ついに単独での首位を獲得。2022年は朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』や、社会現象にもなった『silent』などドラマでの活躍に注目が集まった。
2位は、2022年年間ランキング1位の芦田愛菜(15社)。3位に今田美桜(13位)、4位に永野芽郁(10社)と、今を彩る若手女性俳優が上位を席巻した。
一方、男性タレントのトップは大泉洋、岡田准一、小栗旬、賀来賢人が9社で並んだ。スポーツ界からは、大谷翔平選手が8社でランクインした。
自身のギャグ「パワー!」が示すポジティブなワードを武器に上半期に躍進したのは、お笑い芸人のなかやまきんに君(8社)だ。1月に兄・新田真剣佑と同時に結婚を発表し話題となった俳優の眞栄田郷敦、話題作ドラマへの出演ラッシュが続く俳優の赤楚衛二、ドラマ『silent』で注目され、映画『交換ウソ日記』で恋愛映画のヒロインに初挑戦する桜田ひよりなど、今後の動向にも注目が集まる。
2023上半期タレントCM起用社数ランキング(2023年1~6月)は以下の通り。
※カッコ内は、起用企業名
1位(19社)
・川口春奈
(味の素/イーベイ・ジャパン/カシオ計算機/カルビー/KIYOラーニング/熊谷組/Clue/サントリー/サントリー食品インターナショナル/シオノギヘルスケア/シェアフル/ジェーシービー/TIS/ニデック/はま寿司/Farlight Games/ライオン/LIIFULL/レキットベンキーザー・ジャパン)
2位(15社)
・芦田愛菜
(味の素/SBI損害保険/オフテクス/コナミ/サトウ食品/サントリー食品インターナショナル/シオノギヘルスケア/小学館/スカパーJSAT/スズキ/日立グローバルライフソリューションズ/ライオン/リクルート/ワイモバイル(ソフトバンク)/山崎製パン)
3位(13社)
・今田美桜
(AOKI/SCSK/キリンビール/グロップ/コーセーコスメポート/C4 Connect/第一生命保険/電気事業連合会/日本赤十字社/P&G/みずほ銀行/楽天モバイル/リクルート)
4位(10社)
・永野芽郁
(味の素/クラシエホームプロダクツ/湖池屋/サンスター/サントリー食品インターナショナル/ジェーシービー/HOYA/三菱重工業/モスバーガー/ユニバーサルミュージック)
5位(9社)
・大泉洋(TEAM NACS)
(アマゾンジャパン/北海道観光振興機構/サントリー/ソニーネットワークコミュニケーションズ/凸版印刷/日本ハム/ヤクルト本社/ヤマサ醤油/ライオン)
・岡田准一
(あいおいニッセイ同和損害保険/AKKODiSコンサルティング/アサヒビール/セントラル警備保障/東急リバブル/日本特殊陶業/日本マクドナルド/久光製薬/ライオン)
・小栗旬
(味の素/味の素冷凍食品/サントリー/大正製薬/TVS REGZA/パーソルキャリア/バンダイ/三井住友カード/三井住友銀行)
・賀来賢人
(NTTコミュニケーションズ/花王/サントリー/東海旅客鉄道/日本ケンタッキー・フライド・チキン/日本生命保険/明治/レバテック/レバレジーズ)
・長澤まさみ
(アサヒ飲料/アサヒビール/クボタ/住友林業/大日本除虫菊/日本中央競馬会/フォーラムエンジニアリング/メルカリ/ライオン)
・橋本環奈
(青山商事/NIコンサルティング/花王/住宅情報館/スズキ/タイミー/バンダイ/BookLive/ロート製薬)
・広瀬すず
(味の素冷凍食品/ウェザーニューズ/AGC/資生堂/スズキ/千寿製薬/日本マクドナルド/富士フイルム/三井不動産)