明治、50代後半社員向け研修 キャリア開発支援

明治は7月3日、50代後半の社員400名以上を対象とした研修や面談をスタートしたと発表。キャリア開発支援を行っている。

研修は「社内外問わず人生100年時代に自分がイキイキと活躍する将来像を考え、アクションプラン(実行計画)を立てる」という内容。人事部員との面談では、このアクションプランを振り返り、新たに身に付けるスキル・技能を見つけ出すものとした。今後は、デジタルスキルの向上やコーチングスキルといったリスキリングを支援していく予定。

今回のキャリア開発は、同社が推進する、ダイバーシティ&インクルージョンのプロジェクトの一環。DIAMONDプロジェクト(Diversity&Inclusion Activities~Meiji’s Open & New Directions~の頭文字)と名付け、個性が輝く多様な人財の融合からイノベーションの創出を目指す。

DIAMONDプロジェクトの重点領域のひとつは「シニア」。現在定めている60歳の定年後も雇用を継続する定年再雇用制度を整える。50代については「キャリア再構築期」と捉え、社内外問わず活躍できるよう、個人の自律的なキャリア形成と能力開発を支援するため、研修および面談の実施に至ったという。

実施後は、「何をしたいか、すべきかを考えられる良いきっかけになった」「自身で考える時間を持て、考えが言語化されることで曖昧なキャリアデザインが明確になった」という声が寄せられ、社外ビジネスセミナーの受講者における50代社員の構成比が前年と比べて約2倍となった。

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