7月18日に、東京・表参道の青山ブックセンターにて、アートディレクター 千原徹也氏とアートディレクター/クリエイティブディレクター 小杉幸一氏によるトークイベントが行われる。
本イベントは、千原氏の著書『クリエイティブの裏技。』(誠文堂新光社)刊行記念として開催されるもの。そして7月14日には、千原氏の初監督となる映画『アイスクリームフィーバー』が公開される。
本作は「映画制作をデザインする」をテーマに製作された映画で、芥川賞作家・川上未映子氏の短編集『愛の夢とか』(講談社文庫)内収録の『アイスクリーム熱』を原案としている。また、ウンナナクール、猿田彦珈琲、アダストリア、PARCO、ボディファンタジー、グランマーブルといったブランドとの連動企画を実施、既存の映画の枠を超えたボーダレスなクリエイティブが同時に展開される。本作のメインビジュアルを小杉氏が担当したことから、今回のトークイベントが開催されることになった。
小杉氏は、今年3月に著書『わかる!使える!デザイン』を上梓。本書は自身の経験をもとに、専門的にデザインを学んでいない人に向けて、デザインとはどういうものであるかの理解を深めるとともに、ビジュアルコミュニケーションをきちんとディレクションできることを目的に執筆したもの。小杉氏が仕事で実践している「コミュニケーション人格」についても、詳しく解説している。また、7月11日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて「小杉幸一 グラフィックパーク」展も始まった。
今回のイベント終了後には、千原氏の著書『クリエイティブの裏技。』、そして小杉氏の著書『わかる!使える!デザイン』のサイン会も開催する。
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千原徹也 ちはら・てつや
アートディレクター/株式会社れもんらいふ代表
1975年京都府生まれ。広告(H&Mや、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)企業ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット(桑田佳祐 「がらくた」や、吉澤嘉代子他)ドラマ制作、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける。またプロデューサーとして「勝手にサザンDAY」主催、東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」発起人、富士吉田市の活性化コミュニティ「喫茶檸檬」運営など、活動は多岐に渡る。そして、現在は新たな展開として、初の映画監督作品に取り組んでいる。
小杉幸一 こすぎこういち
アートディレクター / クリエイティブディレクター / グラフィックデザイナー
1980年神奈川生。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科。株式会社博報堂を経て、2019年株式会社「onehappy」を設立。企業、商品のブランディングのために、デザイン思考をベースに、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。CIデザイン、VIデザイン、広告デザイン、空間デザイン、プロダクトデザイン、エディトリアルデザイン、パッケージデザイン、ウェブデザインなど。グローバル戦略を見据えたアパレル事業のブランディングや、自己ブランド「FLOWORD」開発も積極的に行う。
『クリエイティブの裏技。』刊行記念 千原徹也 × 小杉幸一 トークイベント
日時:7月18日(火)19時~20時30分(開場:18時30分)
場所:青山ブックセンター 本店 大教室
料金:1,540円(税込)
申し込み:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02fu1n1j1k431.html