鳥取県は7月19日、「兎取ダンス動画ピョンテスト」を開催した。同県は古事記に記されている神話「因幡の白兎」 の舞台となった白兎神社などがあることから、3月3日の「うさぎの日」には1日限定で「兎取県(とっとりけん)」に改名したり、「うさぎダンス」を考案し全国に広めるための「うさぎダンスプロジェクト」を発足させるなど、卯年にあやかった情報発信を行ってきた。今回はその「うさぎダンスプロジェクト」の一環としてSNSを活用したダンスコンテストを実施している。
コンテストでは、鳥取県出身の作曲家・田村虎蔵氏の童謡「だいこくさま」のアレンジ曲と「うさぎダンス」オリジナル曲のいずれかの音源を使ったダンス動画を「#鳥取うさぎダンス」をつけてTikTokまたはYouTubeショートで募集する。若年層の認知拡大・応募が期待でき、応募のハードルを下げるために気軽に投稿しやすいプラットフォームを選定したという。
「うさぎダンスプロジェクト」では鳥取県庁の若手職員10人によるダンスチーム「とっとり白うさぎダンサーズ」を結成し、オリジナルの「うさぎダンス」を7月7日に白兎神社に奉納。「うさぎダンス」で鳥取県内を盛り上げるとともに、SNSなどを活用して鳥取県を世界中に発信することを目指している。
公式TikTokと公式YouTubeにはダンスチームによる見本動画も配信されている。
ダンス動画の募集期間は8月31日まで。いいね数やインパクトなどが審査のポイントとなる。一次審査で選ばれた10組は、秋に鳥取県で行われる決勝大会で「うさぎダンス」を披露するという。