ラジオキー局5社が広告露出回数をベースにした運用型広告の実験を開始

首都圏ラジオキー局5社(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送・TOKYO FM・J-WAVE)は7月25日、データドリブンの運用型マス広告の実現に向け、新たなラジオスポットのセールスメニューの実証実験を開始した。実験期間は2024年9月末までを予定している。

セールスメニュー「TRA(TargetingRadioAD)」では、放送と配信トータルのラジオ毎分聴取率を算出したデータ(ラジオ365データ)を活用。推定聴取人数に基づき算出した広告露出回数(インプレッション)ベースの価格設定で、ターゲットの含有率の高い番組を選択して、広告枠のバイイングが可能となる。

また、プランニングにおいてはインターネットラジオサービス「radiko」のログデータ(聴取データ・位置情報データを統計的に加工)や趣味趣向・生活環境などの調査データと、ビデオリサーチ保有のデータを活用することで、番組ごとに約2000項目からターゲット分析を実施。設定したターゲットにおいて効果的な広告枠の選出が可能になるという。

advertimes_endmark
実データ グラフィック 新たなラジオスポットのセールスメニュー「TRA」のイメージ。
新たなラジオスポットのセールスメニュー「TRA」のイメージ。



この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ