ドールが新ブランドメッセージ策定 「規格外バナナ」の廃棄削減を目指す

ドールは、新しく日本オリジナルのブランドメッセージ「フルーツでスマイルを。」を策定。このブランドメッセージを軸としたブランド戦略を開始した。

実データ グラフィック 「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージには、フルーツで人々の様々な暮らしを笑顔にしていきたいという思いが込められている
「フルーツでスマイルを。」というブランドメッセージには、フルーツで人々の様々な暮らしを笑顔にしていきたいという思いが込められている。

リブランディングの一環として、バナナ産地での外傷などにより廃棄される規格外バナナを、あえて熟成加工しない未熟(緑色のバナナ)状態の「Doleグリーンバナナ」として、今夏より都内小売店を中心に配荷する。「Doleグリーンバナナ」は、電子レンジで2-3分温めると簡単に皮を剥くことができ、野菜料理やスイーツなどに使用が可能。痛みや発育状況によって本来出荷できないものを、野菜の代替品に近い食べ方提案を行って販売することで、フードロス削減を目指す。

実データ グラフィック 通常ドールで販売するバナナは、「追熟」と言われる熟成期間を経て、黄色く、甘さや栄養価を高めた状態で販売される
通常ドールで販売するバナナは、「追熟」と言われる熟成期間を経て、黄色く、甘さや栄養価を高めた状態で販売される。

同社はこれまでにも、エシカル消費を推進し、食品ロス削減を目指す「もったいないバナナ」プロジェクトを推進してきた。今回の取り組みも、この「もったいないバナナ」プロジェクトのもと行われることになる。

また、7月26日から8月30日には、フルーツの力を食べて・遊んで・学べる体験型展示「Doleフルーツスマイルパーク」と、食体験スペース「Doleフルーツスマイルスタンド」を東京・外苑前の「ITOCHU SDGs STUDIO」にて開催。「Doleフルーツスマイルスタンド」では、広尾・神戸のアイスクリーム店「Harlow ICE CREAM」とのコラボにより、規格外の「もったいないバナナ」と「もったいないアボカド」を活用したアイスクリームなどを販売する。

実データ グラフィック 「Doleフルーツスマイルスタンド」には、規格外のバナナやアボカドを用いた「もったいないバナナ×キャラメル&グラノーラ」「もったいないアボカド×クランベリー&チョコブラウニー」などのアイスクリームが用意されている。
「Doleフルーツスマイルスタンド」には、規格外のバナナやアボカドを用いた「もったいないバナナ×キャラメル&グラノーラ」「もったいないアボカド×クランベリー&チョコブラウニー」などのアイスクリームが用意されている。
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