ホテルニューオータニ(東京)は、食品会社4社(大塚食品・カゴメ&TWO・ZENB JAPAN・不二製油)とともに、「未来の食を考える、親子でSDGsワークショップ」を8月20日に開催する。
ワークショップでは、SDGsの基礎を学ぶことに加え、プラントベースフードで“未来の食”について考え、食品ロスの問題などの食にまつわる課題や食の重要性について体験学習を交えながら親子で学習する。
具体的には、「大豆で食品ロスを考える大豆絞り体験」やホテルが日々ゴミをどのように循環していくのかを見学する「コンポストプラント」館内見学ツアーなどの体験型プログラムを実施。
さらに、大塚食品、カゴメ&TWO、ZENB JAPAN、不二製油の各社が開発・販売している、プラントベースフードをホテル風にアレンジして調理。プラントベースフードとプラントベースではない通常のメニューを食べ比べる企画も実施予定。「ゼロミートハンバーグと通常ハンバーグの食べ比べ」「コクリーム(豆乳クリーム)と牛乳でつくったパンナコッタの食べ比べ」などにより、子どもたちにもプラントベースフードを身近に感じてもらいやすい工夫が施されている。
さらに、ワークショップの後半では、学んだことを活用して食品会社4社の主力商品をベースにホテルの従業員食堂で提供するメニューを考えるプログラムも実施。料理長が審査を行い、採用されたメニューは9月に従業員食堂のメニューとして1日限定で提供される予定となっている。
ホテルニューオータニでは、環境対策などの取り組みを1964年の創業時から推進してきた。今回のワークショップ開催をはじめ、今後も環境対策、フードロス削減、美味しく健康的な食体験の提供など、サステナビリティ活用を推進していくという。