JA全農、1人暮らしの若者向けに夏の自炊レシピ公開

全国農業協同組合連合会(JA全農)は 、特設サイト「夏の!東京1Kごはん 」を7月27日に公開した。本企画は4月に公開した「東京1Kごはん」 の第2弾。上京してきた学生など1Kなどの間取りに住む1人暮らしの若者に向け、エアコンを使用しなくても夏の暑さを乗り切ることができるレシピを揃え、紹介するサイトとなっている。

「東京1Kごはん」とは、1口コンロの狭いキッチン向きの自炊レシピ集。包丁を使わず、洗い物を最低限に抑えながら、栄養バランスも確保した、「簡単でおいしいレシピ」を提案している。

キッチンとご飯のイメージ

第2弾の制作にあたり、JA全農は東京都23区で1人暮らしをする若者(大学生)271人に、「夏の自炊事情に対する意識調査」 を実施。調査の結果、電気代高騰の影響で多くの学生が負担を感じていることや、エアコンの使用頻度・温度を制限している学生が存在することが明らかとなった。そこで、「エアコンを使用しなくても夏の暑さを乗り切ることができる」ことにこだわったレシピ集を公開した。

約4割の学生が「電気代の高騰を受けてエアコンの使う頻度・温度を制限している」と答えた。電気代高騰の影響により、一定数の若者において節約意欲が高まっていることが分かった。

 

「電気代が高騰しているが、負担に感じていますか?」という質問に対し、1人暮らしをしている学生の約7割が「負担を感じている」と回答した。

 

節約事例
電気代高騰を受けて何かを「我慢していることがある」と回答したのは、全体の48.3%。節約のために室内の暑さに耐えようとしたり、外食に頼らず自炊をしたりする、という意見が見られた。

また「夏の!東京1Kごはん」の公開を記念し、パックご飯「農協ごはん」の12個セットを100人にプレゼントするTwitterキャンペーンを7月27日~8月10日まで実施している。

JA全農は「自炊はしたいけど、夏のキッチンは暑くて遠ざけてしまう。そんな皆さんを“ニッポンの食”で涼しく乗り切る方法を提案します。レシピは夏野菜を中心に用意しているので、毎日国産農畜産物をしっかり食べて栄養を摂り、暑い夏を乗り切りましょう。皆さんの行動が暑さと戦う農家の方々の励みになります」とコメント。JA全農は今後も、国産農畜産物の魅力を若者など幅広い層に伝え、農業と地域の活性化を図るための取り組みを行っていく。

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