ジェイアール東日本企画は7月28日、JR東日本の媒体で展開された優れた広告を称える「交通広告グランプリ2023」の受賞作品を発表した。グランプリは、日本チューインガム協会「よく噛んで生きよう。」(デジタルメディア部門/企画制作:ADDIX)が受賞した。JRの主要駅構内にあるデジタルサイネージ「J・ADビジョン」に出稿した広告がグランプリを受賞するのは今回が初となる。
グランプリを受賞した「よく噛んで生きよう。」はJR上野駅公園口のJ・ADビジョンにて放映されていた動画。ガムを噛むことで得られるメリットを動物たちの所作に託すことで、一人でも多くの方にガムを楽しんでもらいたい、噛むことの大切さを伝えたいとの想いが込められている。
なお、本動画は宣伝会議の月刊『ブレーン』が主催するオンライン動画コンテスト「BOVA(Brain Online Video Award)」の協賛企業賞(2020年/第7回)を受賞した作品が採用されたものだ。
審査員長を務めた仲畑貴志氏は「商品のそばで語っていて、自賛臭がない。契約金の高い著名人に頼らず、ローコストである。それでいて、充分な興味深さを備えている。『よく噛んで生きよう。』というコピーもいい」と評価している。
受賞作品数はグランプリ1点、各部門より最優秀部門賞1点、優秀作品賞5点および、JR東日本賞1点の計38作品。審査対象となった作品数は1212点。
各部門の最優秀部門賞、JR東日本賞の合計7作品は下記の通り。
- ・デジタルメディア部門
- 新生フィナンシャル「レはレイクのレ」
- ・車両メディア部門
- 日本テレビ放送網「2023 FIBA バスケットボール ワールドカップ」
- ・駅メディア部門:
- 福井市「春の福いいネ!」
- ・駅サインボード部門:
- マルタイ「マルタイ棒ラーメン柱」
- ・空間プロデュース部門:
- 三協エアテック「うるおリッチで要潤(よううるおい)」
- ・メディアプロモーション部門
- Indeed Japan「『ハロー、ニュールール!』キャンペーン」
- ・JR東日本賞
- Netflix「鉄道開業150年 黒い山手線」
「交通広告グランプリ2023」は2022年4月1日から2023年3月31日までに、JR東日本企画が販売・管理を行っている駅および車両(「JR 東日本」「つくばエクスプレス」「りんかい線」「ゆりかもめ」「JR貨物」「しなの鉄道」)に掲出された全ての交通広告が対象。JR東日本企画が主催し、東日本旅客鉄道とJR東日本メディアが協賛、日本鉄道広告協会が後援している。
「よく噛んで生きよう。」制作スタッフ
- 企画制作
- ADDIX
- CD+演出
- ⼩⼭志穂
- C
- 喜多英明
- AD
- 城戸口ゆう子
- D
- 池辺隆之
- 企画
- 神尾麻由子
- Pr
- 安田吏菜
- PM
- 十河日佳里
- 演出
- 髙橋朋美(アシスタント)
- 撮影
- 藤枝孝幸
- TD
- 原朋弘
- MIX
- 本⾕侑紀
- AE
- 飯田速人
- 撮影協力
- 羽村市動物公園