欧州発のコスタコーヒー、日本市場に本格参入 1号店を渋谷にオープン

双日ロイヤルカフェは8月4日、コーヒーブランド「コスタコーヒー」の日本第一号店を渋谷に開店した。同社は、総合商社の双日とロイヤルホールディングスが共同で展開するカフェ事業の合弁会社。双日ロイヤルカフェは、日本のカフェ市場への本格参入に向けて展開を進めており、同店に続き9月には大手町に2号店を、10月には銀座にて旗艦店を開店する予定。

写真 店舗・商業施設 コスタコーヒー 日本第一号店
日本第1号店となる渋谷の店舗は、「Uplift」をコンセプトとしたポップな色合いに。バリスタによる本格的なコーヒーが楽しめる。

「コスタコーヒー」は、1971年にロンドンで誕生。現在、世界45か国で展開をしている。その後、2019年にはザ コカ・コーラカンパニーの一員となり、日本では2020年より首都圏で販売を開始。今回の出店を受け日本コカ・コーラは、ブランドマネジメントとマーケティングの視点から、「コスタコーヒー」を広く提供し、手軽に「コスタコーヒー」を楽しむことができるリテール展開を、双日ロイヤルカフェと連携していくとしている。

写真 商品・製品 コスタコーヒー 日本第一号店 「フラットホワイト」「コルタード」
1981年、ロンドンで初めてエスプレッソとカプチーノを陶磁器に入れたカップで提供した「コスタコーヒー」。今回、店舗のドリンクメニューには、エスプレッソの味わいを楽しめる「フラットホワイト」「コルタード」などをラインナップしている。

今回開店する渋谷の店舗は、コンセプトを「Uplift」と設定。商品パッケージのメインカラーであるコスタレッドとピンクをアクセントに用いた内装で、来店者の気分を高める雰囲気を演出する。

今回の出店について、双日ロイヤルカフェの代表取締役社長 西尾真理子氏は次のように語る。

「近年、大手コーヒーチェーンの店舗数は増加傾向にあります。また、コーヒーの消費量も増加し、ニーズも多様化しています。今回、コスタコーヒーのカフェ店舗をオープンすることにより、日本のお客さまにヨーロッパNO.1のコスタコーヒーという新しい選択肢を提案したいと考えています」。

「また当社では、日本のお客さまがどこでもコスタコーヒーを飲める環境を提供していくことを目指しています。今回カフェは、ポップで明るい『Uplift」をコンセプトに取り入れた内装にしました。わくわくするような気分が上がる空間で、バリスタが淹れるプレミアムな『コスタコーヒー』を提供していきます」(西尾氏)。

写真 店舗・商業施設 コスタコーヒー 日本第一号店
2021年まで減少傾向にあった日本国内の珈琲の消費量も、2022年にはV字回復。本店舗ではバリスタが毎日、天候を考慮して丁寧に抽出。プレミアムなコーヒーの提供で、ニーズの多様化に対応していきたいとしている。

メニューには多彩なオプションを揃え、バリスタが利用者に合わせた一杯を提案することも可能。夏季の開店に合わせたフラッペメニューや、ヨーロッパを感じさせるスコーンサンドなどのフードメニューも提供する。

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