東京海上日動あんしん生命保険は、新商品「あんしん治療サポート保険」の新CMに俳優・西島秀俊さんを起用。8月2日より、ハッチ篇(30秒・15秒)のCMの放映を開始した。
CMは、巨大な数「8」のオブジェの穴から、西島さんが姿を覗かせるところから始まる。鋭いまなざしで微動だにせずに、♪~ふふんふふん ハッチ~ と鼻歌を歌い始める。
西島さんが歌っているのは、ある世代にはなじみの深いアニメーション「昆虫物語みなしごハッチ」のテーマ曲だ。そして、CMの「8」という数字は、新商品「あんしん治療サポート保険」で手厚く保障する生活習慣病が「8疾病」であることを意味する。
「新商品『あんしん治療サポート保険』が手厚く保障する生活習慣病が『8疾病』であることを訴求すべく、8が残る企画を考えました。目から見えるのは『8』のオブジェ。耳から聴こえるのは『ハッチ』で、ターゲットである50~60代にとっても馴染み深い曲『みなしごハッチ』を使いました」と、クリエイティブディレクター 横澤宏一郎氏。
また、Web広告を中心に「4(ヨッチ)」篇も公開している。こちらに登場する「4」という数字は、保険加入で受けることができる「4つの健康増進サービス」を意味している。
シンプルな企画ゆえにアートディレクションが大事だと考え、ディレクターにはビジュアルづくりに定評のある児玉裕一監督を起用している。
「販売現場で思い出してもらえるような、シンプルで強いクリエイティブを作ろうと考えました。また、保険という商材なので、信頼感や安心感も必要。そこは西島秀俊というタレントと、アートディレクションの効いた上質な世界観で担保しようと考えました。児玉監督の起用理由はそこにあります」
シュールなシーンが続いた後の最後には、机の下からもう一人の西島さんが飛び出すというコミカルなシーンも。
この不思議な世界観のCMに、東京海上日動あんしん生命保険の社内からは「インパクトのあるCM」「振り切っていて見ごたえがある」「今までの当社にないCMで印象的」という評価を得たという。また、同社の保険商品を扱う販売代理店からは「笑いが起き、場が盛り上がった」という声も寄せられているとか。
SNSでは「吹いてしまった」「シュール!」「心地よい」といったポジティブな反応が見られている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 博報堂+BORDER inc.+PARAGON
- CD+企画+C
- 横澤宏一郎
- 企画+C
- 松田正志
- Pr
- 村田充
- シニアPM
- 木原清太郎
- PM
- 田中優衣
- 演出+編集(オフライン)
- 児玉裕一
- 撮影
- 岡村良憲
- 照明
- 高倉進
- 美術
- 三ツ泉貴幸
- ST
- 青木紀一郎
- HM
- 亀田雅
- 編集(オンライン)
- 坂巻亜樹夫
- カラリスト
- 田中基
- 音楽
- 野口時男
- MIX
- 増冨和音