国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」は8月1日、企業・団体による、生活者とのコミュニケーションを目的としたブランデッドムービーを顕彰する賞「BRANDED SHORTS(ブランデッドショーツ)2024」の作品募集を始めた。最終締め切りは2024年2月28日。
「BRANDED SHORTS」では、ブランデッドムービーを、企業や団体が広告の枠を超え、映像を通じて自らの社会的価値を伝える「シネマチックコミュニケーション」として位置づけている。審査対象は企業や団体が顧客とのコミュニケーションを目的として制作した映像で、2023年1月1日から24年3月31日までの間に初公開したか、もしくは初公開予定の作品。必然性、認識変化力、シェアラブルなど8つの観点で審査する。
2022年からIndeedが協賛するHR部門では、人材採用につながるブランディングの観点で「パーパス」「企業の魅力・カルチャー」「メッセージ」「視聴維持」「オリジナリティ」「視聴後の想起」を審査基準として作品を募り、表彰する。各自治体や団体が制作した地域のブランデッドムービーを対象とする「第13回 観光映像大賞」では、全国47都道府県を対象に“観光振興”という観点を持つ作品を募集する。
最終ノミネートとなる上映作品は、2024年4月末に発表予定。同年6月には最高賞である「Branded Shorts of the Year」をはじめ、各賞を授与し、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」で上映、配信する。ショートリストは毎月、BRANDED SHORTS 公式サイトにて発表となる。
2023年は世界から695作品の応募があり、インターナショナル(国際)部門は英レキットベンキーザーの洗剤ブランド「バニッシュ」の「Me, My Autism & I」、ナショナル(国内)部門では眞露の「恋するチャミスル2」に、それぞれ最高賞が贈られた。
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