「キミの文章は何が言いたいのかわからない」と言われたら…
『言葉ダイエット メール、企画書、就職活動が変わる最強の文章術』(橋口幸生著)
上司に提出した文章が真っ赤になって戻ってきた。「何か言いたいのかよくわからない」と言われて戸惑った…そんな経験はありませんか?読みづらい文章の原因は、伝えたい内容をあれもこれもと詰め込む「書きすぎ」かもしれません。そんな人には、本書がおすすめ。文章のムダな要素を削ぎ落とす「言葉ダイエット」の方法をわかりやすく説明します。「させていただきます」をつい使ってしまう方、この本を読むときっと文章が変わりますよ。
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デキる編集者のメール返信、覗いてみませんか?
『編集者の返信術』(宣伝会議編集部編)
ヒットを飛ばす作家や漫画家の隣に必ずいる、編集者。黒子でありながら、不安と戦いながら創作するクリエイターにさまざまなアイデアを出し、その気持ちに寄り添いながら、共にゴールまで走り抜けていく――。そんな両者の間で交わされるコミュニケーションに焦点を当てたのが本書です。8名のプロフェッショナル編集者に、「返信」をテーマにインタビュー。プロの間で交わされるやりとりを、隣で見ているような気分で読めます。「こうやって気を遣うのか」「これなら確かにやりとりに無駄がない!」など、編集者ならずとも、日々に仕事に取り入れられるエッセンスが見つかるはずです。
商品名だけじゃない。プロジェクト名や部署名の「なまえ」、どう考える?
『なまえデザイン そのネーミングでビジネスが動き出す』(小藥元著)
大ヒット商品「まるでこたつソックス」をはじめ、数々の商品・サービス・施設名を手がける人気コピーライターが、ネーミングの秘訣とその思考プロセスを初公開。ネーミングというと、商品開発担当者など限られた人のものに感じますが、実は社内のプロジェクト名や部署のネーミングも立派なネーミング。その名前を聞いた人が「自分も関係したい」と思うのは、どんな言葉?価値を伝えるだけでなく、巻き込む言葉とは?よい「なまえ」のつけ方を知ることで、あなたの仕事に大きな広がりが生まれるかもしれません。
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大切な人に贈る、とっておきの「ほめ言葉」を見つけよう
『わたしの言葉から世界はよくなる コピーライター式ホメ出しの技術』(澤田智洋著)
コピーライターの思考法を、普段の対人コミュニケーションに応用する方法を説いた一冊。商品の魅力を発見し言葉にするコピーライターの思考を、人の魅力を発見しほめる「ホメ出し」に応用したらどうなるか?をテーマに書かれています。大切な人に感謝を伝えたい、そっと背中を押したい、落ち込んでいる人を力づけたい…そんな時にかけるべき最適な言葉は何だろうと思った時に、手に取っていただきたい一冊です。仕事のチームメンバーはもちろん、帰省で久しぶりに会う家族に贈る言葉を考えるのもいいですね。
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