メルカリは8月8日、東京大学インクルーシブ工学連携研究機構と共にフリマアプリ「メルカリ」の取引を通じて生まれた温室効果ガスの削減貢献量の算出を行ったと発表。
「衣類」「スニーカー」「電子機器」「本・漫画・雑誌」「CD・DVD・BD(ブルーレイディスク)」5つのカテゴリーが対象で、「メルカリ」を通じて日米合計で年間約53万トンの温室効果ガスの排出を回避できると算出。これは東京ドーム約220杯分の容積に相当するとした。
また「メルカリ」で年間取引量が最も多い「衣類」カテゴリー単体では、年間約43万トンの排出を回避と算出。「衣類」の取引1件あたりの削減貢献量に換算すると、約9.3kgに相当するとした。
算出に当たっては、当該カテゴリーで取引された商品が新品の代わりに利用されることで温室効果ガスの排出を回避できると仮定、生産・流通・使用・廃棄などの製品ライフサイクルを考慮し、メルカリの顧客同士の配送にかかる温室効果ガス排出量や、顧客アンケート結果から算出した使用頻度や使用年数等を用いて推計された。