リーバイ・ストラウス ジャパンが展開するリーバイス®が、世界で初めてのブルージーンズである501®ジーンズの誕生150周年を記念して、東京メトロ銀座線および丸ノ内線でアニバーサリー仕様の車両を走らせた。期間は5月15日から29日まで。
※本記事は6月30日発売の月刊『販促会議』2023年8月号の抜粋記事です。
150周年の記念として、リーバイス®は「Greatest Story Ever Worn(最高の物語を穿こう)」をテーマに、世界各地で様々なキャンペーンやイベントを実施している。その中で日本では、銀座線と丸ノ内線の内装に、先のテーマの世界観を投影し、世界中の人々と501®の実際の物語を紹介した。
ほかにも、初期の501®についてのエピソードや、同ブランドのバックパッチなどの今では誰もが見慣れたディテールの背景にあるストーリーも紹介。さらに、中吊り広告は、本物のデニム生地をベースに刺繍を施し、「デニムといえばリーバイス®」ということを強く訴求した。
また、銀座線車両では、リーバイス®の右のバックポケットに付くレッドタブ™をデザインしたつり革を用意。「リーバイス®のジーンズの10本に1本はブランド名ではなく『®』のみが記されている」という事実をもとに、1車両に1つだけスペシャル仕様のつり革を登場させるなど、遊び心も加えた。
SNSでは想定以上の反響があり、特にデニム生地の中吊り広告に対しては「こんなに気合いの入った広告はあまり見たことがない」と、ポジティブなコメントが多く寄せられた。
その他、本連載では編集部で選んだ事例を掲載しています。6月30日発売の月刊『販促会議』2023年8月号にてぜひご覧ください。
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