日本マクドナルドは8月8日、家族に贈るテレビCM「約束のハッピーセット」篇の放映を開始した。父親役の染谷将太は、同社のCMに初出演となった。
CMでは、苦手なスイミングスクールの進級テストに挑む、ある家族のひと夏を描いている。スイミングスクールで怖くて潜水ができない息子を見た染谷さん演じるパパは、帰り道に息子と一緒に頑張る約束を交わし、その日から2人でお風呂や庭先のビニールプールで潜る練習に励む。そして迎えた進級テストの日。無事合格した息子とパパは帰り道にマクドナルドに向かう。頑張った後は一緒にハッピーセットを食べに行こう、それがパパと息子の約束だった。
本CMシリーズ「家族といっしょに。」は、家族とマクナルドのエピソードをもとに制作されており、今回で第6弾となる。「小さな約束」としてハッピーセットを食べるシーンから、多くの親子の日常や思い出とリンクするエピソードとなった。
日本マクドナルドのマーケティング 溝越えりか氏は本CMについて次のように話す。
「今回は『何気ない日常の中で、ハッピーセットが親子の小さな楽しみになっていること』を明るいトーンで描きたいと考えました。クリエイティブチームが丁寧に我々の想いを汲み、現代の親子の関係性をリアルに描くとともに、そこにそっと寄り添うマクドナルドの姿勢を描くストーリーへと発展させてくれました。クリエイターの方々との議論を通して、マクドナルドがどのように親子に寄り添いたいか、という点をチームで何度も考える機会を持つことができました」。
ハッピーセットには、発表会や注射など、子どもががんばったあとの「小さな約束」という側面があると話すのは、本CMを手がけたTOKUのアートディレクター 徳野佑樹氏だ。
「コロナ禍でプールが苦手な子どもが増えているという話がありました。授業の減少や猛暑の影響があるようです。実際にスイミングスクールで話を聞くと、下のクラスに混じって苦手を克服する子どももいると。そんな子どもの、ひと夏の成長記録です。裏で大事にしたのは、『約束』と言いつつ、きっとこのお父さんは顔つけができなくても、ハッピーセットを買ってくれるという予感。特訓をそばで見守る染谷将太さんは、まさにそんな優しい表情をしていました。『やさしさに包まれたなら』の歌詞との素敵なリンクも見どころです」。
スタッフリスト
- 企画制作
- TBWA\HAKUHODO+catch+コネクション(Headlight)
- CD
- 福部明浩
- 企画+C
- 渡部琴菜
- 企画+D
- 小野ひかり
- 企画
- すぎもとようへい
- AD
- 徳野佑樹
- Pr
- 麻生峻司
- PM
- 佐藤真也
- 演出
- 田中嗣久
- 助監督
- 千代谷健史
- 撮影
- 瀧本幹也
- 照明
- 藤井稔恭
- 美術
- 茂木豊
- 編集
- 今村徳考(オフライン)、泉陽子(オンライン)
- 音楽
- 山田勝也
- MA
- 清水天務仁
- ST
- 伊賀大介
- HM
- 光野ひとみ、古久保英人
- CAS
- ジャン、加瀬美咲
- クッキング
- 左近充英子
- アカウントシニアディレクター
- 竹岡隆博
- アカウントディレクター
- 荒金弘晴
- アカウントスーパーバイザー
- 橋本優
- AE
- 門屋実玖子
- 出演
- 染谷将太