ニューバランス、9月オープンの新店舗は「ビジュアルストーリーテリング」に注目

ニューバランスジャパンは9月22日、「ニューバランス池袋 P’PARCO」を新たにオープンする。本店舗は、商品を陳列した従来のアプローチではなく、来店客のコミュニケーションや、ブランドのストーリーテリングを中心に据えた新しいコンセプトが展開されている。

写真 店舗・商業施設 「ニューバランス池袋 P’PARCO」
「ニューバランス池袋 P’PARCO」の店内イメージ。

店内には、円形のフィッティングエリアを中央に配置し、スタッフと来店客、さらには客同士のコミュニケーションが生まれるような環境を意識してつくられている本店舗。店舗デザインによって生まれる体験を通じて、来店客間の交流が活発化し、“自分らしい”スタイルを見つけ出す場としての役割を果たすことを目指しているという。

写真 店舗・商業施設
円形のシーティングエリア(フィッティングエリア)を中心とした店舗になっている。

さらに、ブランドが自らの物語を語る「ストーリーテリング」を活用したアプローチが取り入れられる新店舗。商品とその製造背景に関するストーリーを視覚的に伝えるデザインを店舗に落とし込んだ「ビジュアルストーリーテリング」による体験の提供が強みとなる。

主に、商品のデザイナーや開発の起点に焦点を当て、来店者が製品の背後にあるストーリーをイメージできるような解説が展示される予定だという。また、シューズフィッティングのための3Dスキャナーが店内に設置され、専門知識のある販売員が足の計測を行い、来店者にフィットするシューズを提案する。

同社はこれまでに、ブランドを象徴するカラーであるグレーを称える記念日「グレーデイ(Grey Day)」に期間限定のポップアップショップを新宿で開催。

また、2020年には茶室から発想を得た新コンセプトストアを日本橋にオープンするなど、独自のアイデアで商品の魅力を提供している。

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